昨夜は単独で妙義山に遠征してきました。予報はやや微妙で風も心配な状況でした。現地では自分を含め3組の同好の方がいらしていました。
 風は早い時間は弱くなって良かったのですが夜半からはやや強く吹き、しかも途中何回か曇った上に一時雪交じりの雨が降るといったあまり良くない天候でした。シーイングも不良でL画像は昨年のを一部使用してあります。
 この時期現地は桜が満開で昨夜はその桜をライトアップする人がきていました。一部色の変化するライトです。宴会するでもなくただライトアップした桜を見て楽しんでいるようでした。桜はライトアップで確かに綺麗でしたがかなり明るかったです。鏡筒は反対側を向いていたので撮影には左程影響はなかったのですが、星見には困った状況でした。桜の時期はこんな事もあるのですね。自分は初めてみました。
 対象はりょうけん座のNGC4631 通称くじら銀河です。昨年はお隣のNGC4656と一緒に撮影しましたが画角的に窮屈で単独で捉えています。

りょうけん座 NGC4631
c87136c1.jpg


機材その他データ
道儀Vixen AXD 
鏡筒 鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーCR0.73Xにて1825mm F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DL/GT-40でガイド 
カメラ QHY16200A  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 ステライメージ8、photoshopにて画像処理

フィルター     Astrodon tru-balanceフイルター
    
    L:10min 17枚+昨年の8枚 
    RGB:各5min(2×2ピニング)RGB各6枚
      露出4時間40分+昨年の80分
 
 天候不良でシーイングも駄目でしたので昨年を超える画像にはなりませんでした。残念。