昨夜は星友のひろたろうさんと星降る新潟は長岡市まで遠征してきました。
 台風12号の接近による影響で関東は雲ないし降雨の予報で、晴れ間を求めて長躯新潟まで遠征したわけですが、結果は最初から最後の薄明まで快晴の絶好の夜空に恵まれました。新潟の真っ暗な星空の下、一晩中思う存分撮影出来、暗いかぶりのない良好な素材を得ることが出来ました。
 ひろたろうさん、いつもの美味しいラーメンとコーヒーご馳走様でした。一晩中最高の綺麗な天の川の下で皆さんと天文談義が出来、思い出に残る遠征となりました。

対象は8月9日栃木の八方が原で、曇りがちの中撮影したアイリス星雲の周辺の撮り直しをしました。GPVでは途中曇ってくる予報ですし、最近このメンバーでの遠征は曇るジンクスみたいなのがあったので先日の追加撮影を出来るところまでしようと考えたのですが、結果は良い方に完全に変わり、全て取り直すことができました。

ケフェウス座 NGC7023アイリス星雲とその周辺
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -10℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター  
       Astrodon tru-balanceフイルター
           L10分25枚  
          RGB各5分(2×2ビニング)各6枚 計5時間40分

暗い条件の良い空での撮影で前回より格段に分子雲が描出できているのですが微妙な色彩の調整が難しく睡眠不足の頭での現状で今一つです。

画像処理変更してみました。
輝星を抑えながら星雲の強調をして、中心部の鮮やかさを増しています。
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分子雲は画像処理が微妙で難しいです、強調しないとディテールがでてこないし、強調するとノイズも増えます。バックの色むらもひどくなりその処理に難儀します。 
色合いの落ち着かせ方も赤くするとディテールはでるも色合いがきつくなります。さりげないバランスが必要です。