7月10日は9日の赤城高原遠征と連日です。南会津に遠征してきました。両日とも星友のひろたろうさんとご一緒です。二人してお互いに好きですねと感心し合っての出発でした。
 この夜のGPV予報は微妙でしたが南会津なら晴れるだろうという考えでひろたろうさんを遠いところにお誘いしてた訳ですが、運よく朝まで快晴で南会津の絶品の天の川を見ることが出来ました。特にその夜の天の川は暗黒帯はもちろん見えますし、なんだか立体的にもくもくしているような濃い天の川で、北天から南の低い所まで見えてこんなのは自分では初めてです。感動して見入ってしまいました。
 撮影の前に先日以来冷却CCDカメラSX-36が最近ピニング2で撮ると輝星の横に黒い尾を引く問題があり、その調整をしていました。基盤の小さいゲインコントローラーの感度を下げるとなくなるので、なくなるギリギリのゲインを撮ってみながら調整です。
しかし小さいコントローラーは自分の老眼では眼鏡でも見えずスマホで撮って確認の繰り返しになり、手間がかかりました。
 昨夜の対象は一つ目は先日都留で撮ったクレセント付近のRGBが黒い尾がひどく調整して撮り直しました。二つ目はケフェウス座のSh2-129俗称フライングバット星雲です。まずはLRGBでカラーを撮っておいて後でじっくりOⅢなどナローでダイオウイカを撮ってみようと考えています。
 今回はLRGBナチュラルカラーに昨年撮ったHαをLとRに加えて仕上げてみました。
 この夜もひろたろうさんにはとっても美味しいラーメンをご馳走になり、地元製の美味しいラーメンでした。ひろたろうさんご馳走様でした。いつもありがとうございます。
ケフェウス座 Sh2-129
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -15℃冷却  
    Maxim DLで撮影
フイルター  
       Astrodon tru-balanceフイルター 
             L10分4枚  
            RGB各5分(2×2ビニング)6.4.4
       baader planetarium
            Hα 7nm、15min 6枚 昨年南会津にて 
                  計3時間20分
大変淡く長時間露光が必要な対象です。赤の部分の諧調が詰まっていますが取りあえずです。次回なナローをじっくり撮り直してみるつもりです。

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RGBの手直しをしてみました。