中秋の名月やスーパームーンの時期ですが、お月様はスルーして近所でナローバンド撮影を試みました。
 結果は結論から言えば撃沈でした。27日、28日は晴れ間に機材セットしてアライメントやピント合わせまで出来たとしても、その後の曇りで一枚も撮れなかったです。
 あきらめきれず昨日は、やや良さそうな予報に近所の田んぼで粘ってみました。待つこと4時間、23時過ぎにようやく晴れてきましたので撮影開始しました。しかしその後、たびたび雲が行き過ぎる状況で、なおかつ風も時折強く吹いていました。更に上空にはスーパームーン1日後の強烈に明るい満月と、光害満載の空で、最悪の状況ではナローバンドといえどどうしようもありません。比較的明るめの対象で撮りやすいはずですが、写りが悪くノイズの中にかろうじて何か写ってるなという感じでした。
 こんな状況で画像処理何度もあきらめて中断してはまた開始し、ようやく一応形にはなりました。
 ナローも空の状況悪い時には特にカラー化は止めといた方がいいです。
 ただ機材のチェックには色々得るものがありましたので課題を持ち帰り改善を検討中です。
IC1805 ハート星雲SAO合成
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機材その他データ
赤道儀 Vixen AXD 鏡筒タカハシ ε-180ED
ガイド ガイド鏡F4 240mm 
    starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  -15℃冷却 Maxim DLで撮影 
フイルター baader planetarium Hα 7nm、 10min 12枚
                        (8月に撮影したもの)
                                      O3 8.5nm 10min 15枚
                                       S2 8nm  10min 12  計6.5時間露出
今回輝星の色はSAO合成の輝星をHαに比較明で合成し、輝星の大きさをそろえてから再度SAO合成して星の周囲の赤紫化を防いでみました。
通常SAOはその写りから、レベル調整で例えば今回はHα4000、O3は1000、S2は2000でカラー合成してまっ緑になるのを防いでいるので、当然そのままではHαの輝星だけ小さく、色が赤と青に傾いてしまいます。
ナローで写すとこんな感じというのはわかりました。かなり荒れた画像で詳細な星雲の構造は、ブロードバンドよりはかなり良く撮れてはいますが全然だめです。
機会みてまた撮ってみたいですね。