天体写真Diary

天体写真の趣味に没頭している毎日です。

2017年09月

 関東地方は天候不良でしたが福島北部は晴れの予報にまたまた遠路浄土平に遠征しました。今月4回目の浄土平です。今回は休日の出発で星友のひろたろうさんとご一緒です。
 明るいうちから到着してのんびり機材を展開するのは余裕があっていいです。天候も快晴で気分は上々でした。各種設定も終わり天候も良いので淡い天体を対象に選び撮影開始しました。長時間露光出来そうで期待して撮影していましたが、21時過ぎから雲が上空に沸くようになってしまい22時前に撮影を中断、1時間以上ロスとしたのは痛いです。しかしその後また快晴となりなんとか撮影を終えました。

ケフェウス座 反射星雲 vdb149.150.付近 俗称シャーク星雲
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機材その他データ
道儀Vixen AXD 
鏡筒 ε-180ED F2.8 500mm
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DL/GT-40でガイド 
カメラ QHY16200A  -20℃冷却  
    Maxim DLで撮影 ステライメージ8、photoshopにて画像処理

フィルター     
    Astrodon  tru-balanceフイルター
         L10min20枚 
         RGB:各5min 6枚 (2×2ピニング)
       
                  露出時間4時間50分

淡いのでシャークがなかなか綺麗に出てくれません。もう少し詰めてみたいです。

画像処理変えてみました。
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21日の夜は天候が回復しそうな予報に期待するも徐々に悪化し、結局群馬や栃木では晴れなくなってしまい福島の北を目指すことになりました。平日で仕事のある中で片道3時間近い遠征では撮影時間が厳しいので出来ればもう少し近場が良いですが、晴れないことには仕方がないので浄土平に向かいました。
 実は15日も浄土平に行きましたが天候不良で坊主でした。長距離遠征で坊主は堪えるものがあります。21日夜も不安でしたが先日の妙義と違い終始全天快晴の好条件で、空もなかなかの透明度で天の川も良く見え気持ちよく撮影出来ました。一人きりの寂しい遠征でしたが充実した一晩でした。今回で今月3回めの浄土平です。

 対象は先月蔵王で薄曇りで結局没になったケフェウス座のNGC7023アイリス星雲です。久々にブロードバンドのみの撮影です。

ケフェウス座 NGC7023 アイリス星雲
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機材その他データ
道儀Vixen AXD 
鏡筒 ε-180ED F2.8 500mm
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DL/GT-40でガイド 
カメラ QHY16200A  -20℃冷却  
    Maxim DLで撮影 ステライメージ8、photoshopにて画像処理

フィルター     
    Astrodon  tru-balanceフイルター
         L10min18枚 10sec10枚
         RGB:各5min 6枚 5sec10枚(2×2ピニング)
       
                  露出時間4時間34分10秒
 
 短時間露光でアイリス星雲中心部と輝星の飽和を防いでいます。
分子雲強調パターン
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この場合恒星の美しさが失われる傾向にあります。

 新月期になり、台風一過で晴れそうな予報に星友のひろたろうとご一緒に群馬妙義山に遠征に出かけました。
 
 早めの到着で明るいうちからのんびり設営をしました。この夜は地元のN氏、dem*o*948さん、ぴんたんさん、ただよしさん、マルさん、よっし~さん他20組以上の多くの星見の方が訪れていました。
 天候は当初は快晴のSCWの予報でしたが徐々に悪化して微妙な予報に変わりました。実際に度々上空に雲が湧き一時は撮影を中断したりで予断を許さなかったのですが、また晴れてくれて翌朝まで何とか露出時間を確保しました。
 久々にお会いした同好の方々と天文談義が出来、楽しい一晩でした。よっし~さんには眼視で様々な天体を見せて頂きました。その迫力に感動しました。よっし~さんありがとうございました。ひろたろうさんにはいつもの美味しいコーヒーにラーメンをご馳走になりました。いつもありがとうございます。まさに充実した天文の一晩でした。
 
  撮影対象はケフェウス座の洞窟星雲Sh2-155から154にかけてです。例によってナローバンド+ブローバンドで撮影しました。今回は基本AOO合成でSⅡ・Hα・OⅢ各輝線の本来の色を出しつつRGBとほぼ同じ色合いで仕上げています。(SⅡはAに15%ほどブレンド)RGBは恒星の色づけと輝度の調整と反射星雲の描写に使用しています。
 ほぼ徹夜に昨日は仕事も忙しく帰宅して夜眠い中何とか画像処理しました。
まだ暫定版です。適当処理なので後でまたやり直しです。雰囲気はこんな感じになるかなと。

ケフェウス座Sh2-155(洞窟星雲)からSh2-154にかけて
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機材その他データ
道儀Vixen AXD 
鏡筒 ε-180ED F2.8 500mm
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DL/GT-40でガイド 
カメラ QHY16200A  -20℃冷却  
    Maxim DLで撮影 ステライメージ8、photoshopにて画像処理

フィルター     Astrodon 
    S:SⅡ 5nm 5min(2×2ピニング)12枚
    A: Hα 5nm 10min 14
    O:OⅢ 5nm 5min (2×2ピニング)21
    RGB:各5min 4枚(2×2ピニング)
                  露出時間6時間5分
皆さんとお会い出来楽しい思い出の一晩でした。

画像処理別バージョン
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 昨夜は群馬方面の天候が晴れの予報に妙義山に遠征してきました。
 
 現地ではぴんたんさんとご一緒になりました。天候は時折雲が上空で湧きましたが運よく対象付近は避けてくれてまずまずの天候でした。早い時間は月もなく天の川が綺麗に見えていました。
 ただ惜しむらくはAM3時少し前にほぼ全天曇ってきてしまい、それに最初のスケアリング調整に手間取ったこともあり、1時間以上予定の露出時間を消化出来ませんでした。
 曇ってからぴんたんさんからマンツーマンの画像処理講座を聞けて、大変勉強になりました。劣化した自分の頭脳では一度には理解と記憶が出来ませんでしたが得るものは大きかったです。早速昨夜の成果を処理してみました。ナローバンド撮影の基本AOO合成にRGBを加えて輝星の色と輝度の調整をしてナチュラルな中でも星雲のディテールを出していく手法です。自分のセンスではカラー調整が今一つでもう少し詰めてみたいです。

カシオペア座 IC1805 ハート星雲ナロー・ブロードハイブリッド合成
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機材その他データ
道儀Vixen AXD 
鏡筒 ε-180ED F2.8 500mm
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DL/GT-40でガイド 
カメラ QHY16200A  -20℃冷却  
    Maxim DLで撮影 ステライメージ8、photoshopにて画像処理

フィルター     Astrodon 
    S:SⅡ 5nm 5min(2×2ピニング)10枚
    A: Hα 5nm 10min 10
    O:OⅢ 5nm 5min (2×2ピニング)9
    RGB:各5min 4枚(2×2ピニング)
                  
           
                  露出時間4時間15分

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Bをより出したバージョンです。
前回のからいじくってみましたが、最初のAOO合成からやり直した方がよさそうです。

 月が太いですが天候の回復の予報に遠征してきました。ぴんたんさんの向かった妙義山にご一緒しました。現地には自分とぴんたんさん以外に3組の星見の方がいらしていました。
 天候は当初快晴でしたが0時過ぎから曇りはじめ2時近くまで曇り美味しい時間帯に撮影出来なかったのは残念でしたがその後回復し、なんとか撮影を終了しました。もう少し露出時間を伸ばしたいところです。

対象は先日ぴんたんさんが火炎土器星雲と名付けた、ケフェウス座の俗称クエッションマーク星雲の下部の明るいところ、Ced214ナンバーのついている場所です。
 長焦点でクローズアップしてナローバンド撮影し、ハッブルパレットSAO合成してみました。月の明るさと露出時間のやや足りなさからOⅢが寂しいところです。

ケフェウス座Ced214
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機材その他データ
道儀Vixen AXD 
鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーCR0.73Xにて1825mm F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DL/GT-40でガイド 
カメラ QHY16200A  -20℃冷却  
    Maxim DLで撮影 

フィルター     Astrodon tru-balanceフイルター
    S:SⅡ 5nm 5min(2×2ピニング) 10枚
    A: Hα 5nm 10min 12
    O:OⅢ 5nm 5min (2×2ピニング)16
    
    
                        露出時間計4時間10分

 9月2日の茨城遠征に続き翌3日は長躯福島県の北端浄土平に遠征してきました。
当初栃木県に遠征の予定が天候が悪化し、雲のかからない処を求め北上しました。

 現地は標高1600mm気温6℃の肌寒い状態でやや風が吹いていたものの、終始快晴に恵まれました。
 一人単独の寂しい遠征でしたが、月没の後の1時間の短い時間でしたが素晴らしい満天の星空も見れて終始好天で撮影出来、成果も上がり嬉しい一晩でした。翌朝の吾妻山の活火山の風景が素晴らしかったです。

 対象はケフェウス座のIC1396のいわゆる像の鼻vdB142付近です。先日街中でMewlon-250で撮影したものの今一つ色が出なかったので再撮影です。

まずはRGB中心で若干AOOをブレンドしたものです。ほとんどRGB画像です。
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ナロー・ブロードハイブリッド合成を色々やってみましたが気に入ったのはSAO合成中心でRGBを輝星の調整に使ってみたものです。。
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機材その他データ
道儀Vixen AXD 
鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーCR0.73Xにて1825mm F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DL/GT-40でガイド 
カメラ QHY16200A  -20℃冷却  
    Maxim DLで撮影 

フィルター     Astrodon tru-balanceフイルター
    S:SⅡ 5nm 5min(2×2ピニング) 11枚
    A: Hα 5nm 10min 11
    O:OⅢ 5nm 5min (2×2ピニング)16
    RGB:各5min (2×2ピニング)各5枚
    
                        露出時間計5時間20分
 
 二晩連続朝までがっつり撮影は疲れましたが堪能しました。

 9月2日は台風の影響からか、ここ最近の曇りがちの天候から久しぶりに快晴となりました。今回は星友のひろたろうさんは都合でこれず、自分はぴんたんさん御一行に合流することにしました。現地にはRUKUさん、まーちゃるさん、sora-canさん、ぴんたんさんにT-fixさんとベテランの大先輩方とご一緒出来、思い出に残る一晩になりました。
 天候はほぼ無風に朝まで雲一つない完全な快晴で、シーイングも良好と久々に好条件の一晩でした。

 対象はケフェウス座とカシオペア座にまたがるSh2-157あたりからM52までです。
いつもの様にナローバンドとブロードバンドの両方を撮影したのですが、今回は手法を変更しぴんたんさんに当日教えて頂いたナローバンドのAOO合成を基本にナチュラルカラー化を行い輝星はRGBで味付けをといった様に画像処理してみました。AOO合成の利点であるHαを赤、OⅢを緑と青に割り振ることで科学的にも自然な色合いを出す事が出来ることを生かし更にカラー調整でRGBの色合いに近づけています。

 今まで自分のやっていたナローバンドとブロードバンドのハイブリッド合成はSAO合成をカラー調整してそこにAOOをブレンドしてさらにRGBの色を加えて自分の好みの色にする方法ですが、それだとどこがどの輝線か分からなくなるので問題があるとぴんたんさんに教えていただきました。
各輝線の分布を分かりやすくまた、デジカメなどで撮影したカラーと共通の色表現が出来る方向になるみたいです。試行錯誤でやってみました。

Sh2-157からM52にかけて
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機材その他データ
道儀Vixen AXD 
鏡筒 ε-180ED F2.8 500mm
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DL/GT-40でガイド 
カメラ QHY16200A  -20℃冷却  
    Maxim DLで撮影 ステライメージ8、photoshopにて画像処理

フィルター     Astrodon 
    S:SⅡ 5nm 5min(2×2ピニング)13枚
    A: Hα 5nm 10min 16
    O:OⅢ 5nm 5min (2×2ピニング)15
    RGB:各5min 4枚(2×2ピニング)
                  
           
                  露出時間6時間

 久々の快晴で朝までがっつり撮影出来たのは幸いでした。
ただ次の夜も連荘で朝までがっつり福島の浄土平で撮影して疲れて今日の仕事は参りました。
 画像差し替え 9月5日

カラーリングがやはり不評みたいでよりナチュラルな感じにしてみました。
輝星もブロードバンドに近い状態にしてあります。
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 今月発売の星ナビ10月号に入選しました。
入選はいつも嬉しい限りです。
天文ガイドの方は撃沈でした。天文ガイドの方は自分は入選率が低いです。技術的に未熟故でしょう。星ナビにいつも救ってもらっています。

入選作品はNGC7635 バブル星雲です。
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これを励みにまた頑張ります。

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