梅雨明け宣言の後にもかかわらず天候が良くないです。せっかくの新月期なのにまだ一度しか遠征できていません。26日夜は福島の北部あたりが晴れそうな予報に長躯山形県境の白布峠まで遠征してきました。浄土平・蔵王と迷いましたがもっとも晴れそうな地点と考え白布峠にしました。標高1400mで若干米沢方面の光害が北方向にあるものの、その影響は少なくとても暗い良い観測地でした。この夜はみずがめ座流星群を見に来た方が何人か訪れていた他、同好の方は星景写真の方が一組いらしていました。
天候は現地到着19時半の時点では雲が多かったものの、すぐに快晴となり濃い天の川を堪能できました。しかしその後23時前に東南から雲が出現し一時横切り撮影を中断し15分程度で再開できたものの、その頃からやや風が強くなりまた天の川の見え方も寂しくなり、透明度が落ちてしまったようです。条件はやや不良でしたが薄明まで撮影ができたのは大変うれしかったです。片道3時間以上かけた甲斐がありました。ただ翌日の仕事はきつかったです。体力の低下を感じました。
対象は先日街中でナローバンドで撮影したIC5146 Cocoon Nebulaです。星雲の周囲の分子雲を表現したくてLRGBを撮影してきました。
IC5146 Cocoon Nebula LRGBに先日街中でのナローバンド撮影したものを若干ブレンド
機材その他データ
赤道儀Vixen AXD
鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーCR0.73Xにて1825mm F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DL/GT-40でガイド