天体写真Diary

天体写真の趣味に没頭している毎日です。

2017年06月

  先週梅雨の貴重な晴れ間に夜勤のため遠征出来なかったので、何とかしてこの新月期に遠征出来ないものかとGPV(SCW)の画面を見ている毎日です。東北の北方面青森や岩手・秋田などは比較的晴れていそうですが、遠くて日帰りでは無理そうで諦めていましたが29日夜には山形が晴れる予報に出撃する事にしました。

 こちらさいたまを仕事終了後17時半時頃出発なので時間的には浄土平や蔵王辺りで何とかならないかと予報を見ながら移動しつつ検討した結果、蔵王に向かうことにしました。片道300km以上あり、所要時間4時間余りかかりますが何とかなりそうで元気に東北道を運転して数時間、白石ICに到着。高速を降りて一般道を山頂付近へ目指して向かいました。途中に閉店しているガソリンスタンドの看板でここから先はGSはもうないですとの文字にふとメーターを見やると微妙な残量です。いつもの遠征なら往復余裕で行けるのですが流石に今回は距離が遠いからかなり燃料が減っています。帰りの高速のSAまではもちそうにないので急きょガソリンスタンドを探すことにしました。山中で探してもありそうもなく米沢まで行かなくてはと考えるととても撮影時間が無くなりそうでがっかりしていたら、ふと明るい照明が見え、向かうと営業中の昭和SHELLのGSでした。営業していることに感謝して満タンにして再び山頂を目指しました。

 この時点で21時を過ぎていて山頂まではまだかなり距離があり、悩んでいると駐車場の看板です。入ってみると森に囲まれた中で砂利ですがトイレもあり街灯も無く、入ってくる車もなくこれはいいと機材を展開しました。標高は800あまりの地点です。快晴を喜びながら撮影すること30分でいきなり全天運天です。どうやらガスが出た模様です。そこで急きょ機材を撤収して再び山頂を目指しました。23時近くであせっていました。しばらくすると舗装の駐車場があり山頂までは時間も厳しいし、ガスも抜けていたので入っていくと同好の方がいらしていました。お尋ねするとこの地点なら朝まで晴れそうとのことに機材を展開しました。撮影開始は午前0時過ぎになっていまして薄明をまたいで露出時間は2時間しか撮れませんでしたが、朝まで快晴で天の川も綺麗に見え、来て良かったなと思いました。先にいらした同好のH氏は0時頃に帰られてあまりお話できませんでした。色々教えて頂きありがとうございました。

 蔵王は山形市・仙台の光の影響があります。北西・北東方面はやや明るいです。ただ昨夜は雲海が出て、その明かりを遮り全天暗いなかなか良い空でした。最初に自分がいたあたりも雲海の中でした。南方向はとても暗いようです。

 最長走行距離の遠征でドタバタしてかなり疲れた遠征でしたが遠征で山の上から見る天の川は最高です。疲れも飛んで見入っていました。

はくちょう座 NGC6888 クレセント星雲 ナローバンドにて撮影
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機材その他データ
道儀Vixen AXD 
鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーCR0.73Xにて1825mm F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DL/GT-40でガイド 
カメラ QHY16200A  -20℃冷却  
    Maxim DLで撮影 

フィルター     Astrodon tru-balanceフイルター
    S:SⅡ 5nm 5min(2×2ピニング) 25枚
    A: Hα 5nm 10min 18
    O:OⅢ 5nm 5min (2×2ピニング)31
    
                          露出時間計7時間40分

 露出時間をあまり伸ばせなかったのとシーイング今一つで前回からあまり画像のクオリティは上がっていません。ただいい思い出になりました。

 梅雨期でしょうがないですが遠征に出かけることが出来ずフラストレーションがつのる毎日です。運の悪い事に貴重な晴れ間には夜勤が入っていて遠征に行けず、その上自分のいるさいたま付近は雲ってナローさえ撮れないという状況で、皆さんが遠征している中指を咥えて見ている日々です。そんな状況なので少しでも晴れればと夜勤中機材を展開し雲間の晴れ間を見つけては撮影を繰り返し、3日間で何とかナローは形になりました。薄明になると晴れる事が多くうらめしい天候です。
うす雲のある状況で抜けも悪く、かつ街中での撮影なので厳しいものがあります。早く満天の星空の下で撮影したいですね。

はくちょう座 NGC6888 クレセント星雲 ナローバンドにて撮影
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機材その他データ
道儀Vixen AXD 
鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーCR0.73Xにて1825mm F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DL/GT-40でガイド 
カメラ QHY16200A  -20℃冷却  
    Maxim DLで撮影 

フィルター     Astrodon tru-balanceフイルター
    S:SⅡ 5nm 5min(2×2ピニング) 18枚
    A: Hα 5nm 10min 17
    O:OⅢ 5nm 5min (2×2ピニング)23
    
                          露出時間計6時間15分

画像処理を変更してみました。

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 昨夜16日も夜勤でした。GPVの予報であきらめかけていましたが、6月15日に続いて16日の夜もさいたま市付近が晴れてくれました。15日よりもすっきりと晴れていました。そこで夜勤先で街中ナロー撮影です。
 2夜連続で疲れていたのと、遠征先と違い気が緩んでいたのか途中で寝過ごしてしまいました。先日も寝過ごして明るくなって気が付き見に行くと鏡筒が架台に当たっていて過電流が流れたせいかAC電源コンセントのヒューズがとんであわや赤道儀故障ということがあり、慌てて見に行くとぎりぎりで止まっていてくれて問題なかったです。子午線越えの設定を変えていて良かったです。冷や汗ものです。
 対象は定番の北アメリカ&ペリカン星雲です。

はくちょう座 北アメリカ&ペリカン星雲 ナローバンドSAO+AOO合成
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機材その他データ
道儀Vixen AXD 
鏡筒 ε-180ED F2.8 500mm
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DL/GT-40でガイド 
カメラ QHY16200A  -20℃冷却  
    Maxim DLで撮影 ステライメージ8、photoshopにて画像処理

フィルター     Astrodon 
    S:SⅡ 5nm 5min(2×2ピニング) 8枚
    A: Hα 5nm 10min 8
    O:OⅢ 5nm 5min (2×2ピニング)17
              
           露出時間3時間25分
  
 画像処理し直して差し替えました。(6月18日 8:20)

 昨夜は場所によって晴れそうな天候でした。しかし、夜勤で遠征にはいけませんでしたが、祈っているとさいたま付近が晴れてくれました。そこで先日撮影したサドル付近の追加撮影が出来、完成させる事が出来ました。
街中中心で満月期ですからやはりOⅢが弱いので青系の発色が今一歩です。

はくちょう座 サドル付近 ナローバンド撮影 SAO+AOO
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機材その他データ
道儀Vixen AXD 
鏡筒 ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DL/GT-40でガイド 
カメラ QHY16200A  -20℃冷却  
    Maxim DLで撮影 

フィルター     Astrodon 
    S:SⅡ 5nm 5min(2×2ピニング) 22枚
    A: Hα 5nm 10min 23
    O:OⅢ 5nm 5min (2×2ピニング)35
   
                          露出時間計8時間35分

OⅢの枚数を多めに追加してノイズを減らしてあります。クオリティは上がったと思います。

 4日夜と昨夜ナローバンドでサドル付近の散光星雲を撮影しました。4日夜は街中でしたがうす曇りの条件で条件不良でした。昨夜は天候の良いところを求め群馬まで遠征しましたが、晴れたのは数時間であとは曇りでかつ月齢14という悪条件で余り出来は良くないです。特にOⅢの映りが駄目です。新月期に遠征で追加撮影したいです。

はくちょう座サドル付近 ナローバンドSAO合成
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機材その他データ
道儀Vixen AXD 
鏡筒 ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DL/GT-40でガイド 
カメラ QHY16200A  -20℃冷却  
    Maxim DLで撮影 

フィルター     Astrodon 
    S:SⅡ 5nm 5min(2×2ピニング) 12枚
    A: Hα 5nm 10min 12
    O:OⅢ 5nm 5min (2×2ピニング)10
    
                   露出時間計3時間50分
ナローオンリーのSAO合成でカラー調整してあります。
前回ガイドエラーが散見したのでガイド鏡をGT-40に変更してみたところ無事解決しました。テーパーシムでのスケアリング調整も大分慣れてきました。

 先日より待中でナローバンド撮影しているメキシコ半島付近ですが、5月19日茨城でNGC4395銀河の追加撮影した夜の後半にRGB等を追加撮影しました。そこでハイブリッド合成してナチュラルカラーにしてみました。

はくちょう座 北アメリカ星雲メキシコ半島付近 ナロー・ブロードハイブリッド合成
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機材その他データ
道儀Vixen AXD 
鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーCR0.73Xにて1825mm F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DL/GT-40でガイド 
カメラ QHY16200A  -20℃冷却  
    Maxim DLで撮影 

フィルター     Astrodon tru-balanceフイルター
    S:SⅡ 5nm 5min(2×2ピニング) 28枚
    A: Hα 5nm 10min 26
    O:OⅢ 5nm 5min (2×2ピニング)24
    RGB各5分(2×2ビニング)2
                          露出時間計9時間10分
ハッブルカラーと違いナチュラルっぽくしてみました。



 昨夜は快晴の予報に月没1時近い状況ですが遠征してきました。当初単独で群馬方面を目指していたのですが、ぴんたんさんが茨城に遠征中との事で急遽Uターンして茨城に遠征しました。現地ではRUKUさん、S氏がいらして楽しく天文談義をしたのですが自分はスケアリング調整でてこずってしまい、延々2時間もこれにかかりきりで皆さんとお話するつもりがろくに出来ませんでした。久々のε-180EDでガイドの調整やらバランスの具合をみたり、そしてスケアリンで悪戦苦闘して疲れました。最後にはある程度手応えもありテスト撮影も出来ました。
 これからの時期夜も短いのでハイスピードで撮れるε-180EDとMewlon-250CRSをうまく使い分けてみようという考えです。

はくちょう座 網状星雲 ナローバンドSAO+AOOのMix合成
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機材その他データ
道儀Vixen AXD 
鏡筒 ε-180ED
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DL/ガイド鏡240mm F4
カメラ QHY16200A  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 

フィルター     Astrodon tru-balanceフイルター
    S:SⅡ 5nm 5min(2×2ピニング) 4枚
    A: Hα 5nm 10min 4
    O:OⅢ 5nm 5min 4
    
                          露出時間計1時間40分

短い時間でもある程度撮れます。がもう少し時間掛けてクオリティを上げたいところです。スケアリングもコツが分かったのでもう少し詰めたいです。           


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