天体写真Diary

天体写真の趣味に没頭している毎日です。

2016年11月

 昨夜は星友のひろたろうさんと群馬妙義山に遠征してきました。
夜の前半は東方向の空半分雲が多くオリオン座付近に度々かかりハラハラしましたが夜半からは天候も安定してくれました。
 風がやや吹いていた上に気温がマイナス2-3℃と冷え込みとても寒かったです。
現地では他に2-3組の同好の士の方がいらして皆さんで天文談義に花が咲きました。
昨夜もひろたろうさんには美味しいラーメンとポタージュスープをご馳走になりました。熱々で体も暖まりとても美味しかったです。ありがとうございました。
 対象は前回と打って変わって超メジャーな対象であるM42オリオン大星雲です。
Sh2-223・224を撮っていてそのあまりの写りの悪さにメジャーな対象が撮りたくて仕方がなかったのです。朝まで粘りたかったのですが家庭の事情で4時半には撮影を中断し急ぎ帰宅の途に就きました。

オリオン座 M42オリオン大星雲とその周囲
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター  
       Astrodon tru-balanceフイルター
           L10分18枚 10秒20枚
          RGB各5分(2×2ビニング)各6枚 5秒10枚
                     計約4時間半

こちらが別バージョン
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 難物であるSh2-223・224をあきらめきれずにもがいています。
 一昨夜は街中ですが、関東地方を襲った雪が降ったその夜に夜勤の屋上でHαの追加撮影をしました。いつもの夜よりやや透明度も良く暗かったので光害に強いHαなら街中でも撮影出来るだろうと考えました。遠征地での撮ったものと比較してバックグラウンド値はやや高いものの映りこみの様子に大きな差はなく露出時間を伸ばすことが出来ました。
 難物の対象と格闘すること4日めの昨夜は星友のひろたろうさんと妙義山に遠征してきました。ひろたろうさん、まだ雪の残る寒い中お付き合いいただきありがとうございました。それにいつものおいしいラーメンとあつあつのお味噌汁ご馳走様でした。とっても美味しかったです。
 天候は朝まで快晴に恵まれました。途中やや風が強かったですが無事予定の撮影を終える事ができました。現地では眼視の板橋のOさんとご一緒になり眼視で様々な天体を見せていただきました。迫力あるその姿に感動しました。Oさんありがとうございました。

露出時間は20時間を越えてきました。出来上がりも若干進歩してきたと思います。

ぎょしゃ座 Sh2-223・224 ナローバンドAOO合成
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却 
    Maxim DLで撮影 
フイルター  Astrodon 
       A: Hα 5nm 15min 46枚 11時間30分 
       O:OⅢ 5nm 15min 38枚 9時間30分
                        計21時間露出

 淡いので画像処理が難しいです。微光星より淡いのでどうしても星がうるさくなってきます。
 様々な美しい天体が眼前にあって誘われる中、この天候不良の貴重な晴れ間に4夜もたった一つの作品にかけるはもったいないですね。でも意地で頑張っています。

11月19日そして昨夜11月22日は都留市に遠征してきました。目的はSh2-223と224をナローバンドで撮影するためです。昨年は少し撮ってすぐに諦めた対象ですが今年はなんとか頑張ってみようと思いナローで撮影してみました。
しかし今となっては後悔しています。兎に角淡すぎて全然出てきません。何時間撮っても無駄なような気がしてきました。
 しかも最近というかずっとですが、天候は全く安定してくれません。そんな中長時間露光なんてまさに苦行でしかありません。月光の下晴れてはくれましたが、残念な事にたびたびガスってきてしまい、予定の2/3以下の撮影時間でした。昨夜の都留市も2時過ぎには曇ってきてしまい露出時間がなかなか取れないジレンマです。
 昨夜の状況は駄目元で遠征したので晴れただけラッキーでした。GPVの予報も非常に厳しく一時的に晴れるかもという状況でした。月も0時過ぎに出てくる時期というのもあり誰もいないと思ったのですが、ぴんたんさんがいらっしゃいました。鉄人はいつでも遠征ですね。他にAさんとシュミットさんがいらしていました。皆さんの日頃の行いが良いおかげで22時頃には晴れてきて、2時までは快晴でした。その後曇ってきたのですが、また晴れたりして何とか5時間露出出来ました。これでトータル10時間近くになったのですがまだ全然足りません。どうしようか思案中です。

ぎょしゃ座 Sh2-223・224 ナローバンドAOO合成
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -20℃ないし-30℃冷却 
    Maxim DLで撮影 
フイルター  Astrodon 
       A: Hα 5nm 15min 24枚 
       O:OⅢ 5nm 15min 15枚
                       計9時間45分露出

この倍ぐらいは露出しないと細部の表現が出来ません。出来ればSⅡも撮ってより立体的にかつOⅢの青をもっと綺麗に出したいですが、果たしてこの天候不良では玉砕覚悟です。

 15日夜栃木市遠征で勾玉星雲付近を撮影した時の早い時間と、17日夜街中でわし星雲の撮影した前半で撮影しました。
 ほぼ満月なのでナローバンドといえども月の近くの対象は厳しいので月から角度の取れるカシオペア座の対象を撮影してみました。
 対象はカシオペア座のγ星付近の反射星雲IC59とIC63及びその周辺です。
γ星のゴーストが出やすいのとかなり淡い星雲の広がりであまり撮影されない対象ですね。自分も撮影してみて後悔しました。さすがAstrodonですねゴーストはでませんでした。しかしもともと反射星雲はナロー向きではないですし、周辺の星雲もかなり淡くうまくまとまりませんでした。本来没画像ですがなんとかアップしてみます。

カシオペア座 γ星付近 IC59/63周辺
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -20℃冷却 
    Maxim DLで撮影 
フイルター  Astrodon 
       S:SⅡ 5nm  10min 12
       A: Hα 5nm 10min 10枚 
       O:OⅢ 5nm 10min 12枚
                       計5時間40分露出

画像処理苦労したわりに画角的にも今一つな対象です。
Hαをもっと露出すると周辺の淡い星雲がもっとでて面白くなりそうですがちょっと考えものです。

 昨夜もさいたま付近快晴の予報に街中でのナローバンド撮影しました。
ただ月がまだ太い上に位置が、ぎょしゃ座やオリオン座に近くなかなか撮りたい対象が撮れません。
 夜の前半はカシオペア座の対象を狙ってみました。また後日アップします。
カシオペア座が低くなったので残りの時間でHαのみですがいっかくじゅう座IC2177 わし星雲を撮影しました。

いっかくじゅう座 IC2177 わし星雲
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -20℃冷却 
    Maxim DLで撮影 
フイルター  Astrodon 
          Hα 5nm 10min 12枚 
    
                       計2時間露出

ナローで撮るとじつに内部構造が変化に富んでいるのがよくわかります。
ナローのみでカラー化したいですね。

昨夜はスーパームーンの翌日で月明かりの煌々とした中、栃木市に遠征してきました。
 12日夜に街中で撮影したIC405からIC417にかけての作品で露出不足でしたので、追加撮影をする目的です。
天候が安定してかつ風の弱い目的地をと考え栃木市にしました。
 現地は自分一人でした。天候は終始快晴でかつ風も一時的にやや強く吹いたものの途中から微風となり、良い天候に恵まれました。次期の新月期にもこうあってほしいですね。
 ただスーパームーンの月明かりは強力であたりは昼間のようで、ライトなしで作業ができます。撮影画像のバックグラウンドのカウント値も12日夜の春日部の値を上回るほどでした。そんな厳しい状況ではナローバンドといえどもいい結果は期待していませんでししたが、枚数が増えたことによって作品のクオリティは向上しました。

ぎょしゃ座 勾玉星雲付近 IC405・410からIC417にかけて
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -20℃ないし-30℃冷却 
    Maxim DLで撮影 
フイルター  Astrodon 
       S:SⅡ 5nm  10min 7+10
       A: Hα 5nm 10min 9+9枚 
       O:OⅢ 5nm 10min 6+10枚
                       計8時間30分露出

もっと条件の良い日に撮ってみれば周辺の淡い散光星雲がもっと描出出来ると思います。

 昨夜は埼玉付近晴れの予報にナローバンド撮影をしましたが、意外と雲が多く撮影時間をあまりとれませんでした。いつもの光害に満月近い月明かりもあり、そのため作品としては全然駄目ですが記録としてアップしてみます。

ぎょしゃ座 勾玉星雲付近 IC405・410からIC417にかけて
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -20℃冷却 
    Maxim DLで撮影 
フイルター  Astrodon 
       S:SⅡ 5nm  10min 7
       A: Hα 5nm 10min 9枚 
       O:OⅢ 5nm 10min 6枚
                       計3時間40分露出
IC405勾玉星雲上部の構造の描出はなんとかなりました。
IC410のおたまじゃくしは明確に見えます。
ただ全体にノイジーですね。
近いうちに追加撮影をして完成度を上げてみたいですね。


 分子雲の第三弾はおうし座のIC359付近です。
 11月5日の夜は星友のひろたろうさんと赤城高原に遠征してきました。現地では先輩のAさんとご一緒しました。その夜も美味しいラーメンとコーヒーをひろたろうさんにご馳走になりました。ありがとうございました。
当初快晴でしたが、あいにくGPVの予報より厳しく1時前には曇ってきてしまい、撮影中断となり露出不足でしたので、9日夜に追加撮影に遠征してきました。9日夜はGPVの予報で冬型で山間部は曇りでかつ風も強く、なお西から天候が崩れる予報で目的地を茨城県北部にしました。当初少し雲があったものの、快晴微風で月没の0時過ぎから朝まで撮影出来ました。Lをトータル30枚になり、分子雲の強調に耐えうる枚数になりました。
おうし座 IC359付近
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター  
       Astrodon tru-balanceフイルター
           L10分30枚 
          RGB各5分(2×2ビニング)各6枚
                     計6時間30分
分子雲の強調しつつ色ムラを取るのが難しいですね。
 

 11月6日から7日にかけて2夜かけて、街中でペルセウス座のカルフォルニア星雲をナローバンド撮影しました。
 6日は曇りがちの天候の中雲のあいた時を狙って撮影し、7日は終始快晴で一晩かけて追加撮影をしました。ここの所遠征では晴れていても毎回途中曇ってしまいましたが、7日は終始快晴で安心して朝まで露出できました。空も意外に良く月没後は街中なのに結構星の見える数が多かったです。春日部の空にしてはこんなに良いのは初めてかな。
 カルフォルニアは昨年富士宮5合目で月夜に撮影したのですが、今回のは街中なのに昨年より断然出来のいいのが撮影出来ました。

ペルセウス座 カルフォルニア星雲 ナローバンドSAO合成
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -20℃冷却 
    Maxim DLで撮影 
フイルター  Astrodon 
       S:SⅡ 5nm  10min 12
       A: Hα 5nm 10min 22枚 
       O:OⅢ 5nm 10min 19枚
                       計8時間50分露出
ステライメージとMaximDLにてキャリブレーション・コンポジット
ステライメージにてデジ現・傾斜補正・レベル補正
Photoshopにて調整
 
星雲の南側の青いOⅢの領域をだすため、天頂付近のもっとも空の良い条件でOⅢを3時間程撮影しています。10min画像ではほとんど何も映っていないのに3時間も撮影したのは賭けでしたが、街中なのにうまくOⅢを出すことが出来ました。
ナローバンドで星雲のディテールをかなり良く出せたかと思います。

今回便利アイテムとしてVixenの天体観測用ライトSGL-01を使ってみましたが非常に使い勝手がいいですね。赤も白も無段階に輝度調節が出来て光の角度もしっかりと保持しています。今まで使用の国際光器さんのHEDDYのランプでは赤弱い-赤強い-白-OFFのサイクルで間違えると消すつもりが白になったりしていたのと、赤弱いでも意外と明るく気を遣っていたのが改善されました。



 ペルセウス座分子雲第2弾です。
3日祝日の夜は群馬妙義山に遠征してきました。GPVで曇りの少なそうでかつ風の弱そうな場所を選んだつもりでしたが、時折やや風が強くまた午前2時前には雲が結構出てきて場所の選定が誤っていたようです。この夜は都合で自分単独の遠征でした。星友の方々はそれぞれ違う場所での観測になりました。自分以外の方々のポイントは終始快晴の微風だとの事でご一緒しておけば良かったと悔やまれます。
 
 妙義山は東側が明るいのでペルセウス座が昇ってきてもかなりの時間かぶりの多い画像でした。それに天頂付近も深夜まではやや明るく、分子雲の撮影には厳しいものがありました。そのため色むらやかぶり除去に苦労しました。この夜は北方面の天候が悪くやむをえませんでした。
 17時頃早めに現地入りしましたが現地では同業の方々が一人いらして、その後2-3組の方ががいらっしゃいました。その中にtatsuさんがいらしていてご一緒に天文談義をする事が出来ました。大変楽しいひと時でした。tatsuさんありがとうございました。
最初にいらしていた方は地元群馬の方で、その方ともお話が出来、都合で早上がりされる時にいただきものをしました。ありがとうございました。
 対象は先日赤城高原で撮影したIC348のお隣のNGC1333付近です。
縦構図でvdB16にかけての分子雲の様子を捉えました。ここはIC348に比べて色彩のカラフルさはないですが分子雲のうねうねした様子が面白い領域です。昨年も撮影しましたが構図を若干変更し、NGC1333から北の方にかけてより伸びやかに分子雲が広がる様子を出してみました。
 構図変更でスケアリングやガイドの調整で相変わらず色々手間取ったりしました上、天候の関係で露出中断もありましたが何とか5時間は露出を確保できました。

ペルセウス座 NGC1333からvdB16にかけて
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター  
       Astrodon tru-balanceフイルター
           L10分21枚 
          RGB各5分(2×2ビニング)各6枚
                     計5時間

 MaximDLにてキャリブレーション、コンポジット (RGBはMaximではフラット
が合わず、ステライメージでキャリブレーションしてあります。)
ステライメージでデジ現 レベル補正 傾斜補正
PhotoshopにてRGB及びLとの合成と調整

先週の水曜日より栃木市、南会津、赤城高原、妙義山と遠征がやや続き画像処理中何度も寝落ちして画像処理がまだ未完成です。

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