天体写真Diary

天体写真の趣味に没頭している毎日です。

2016年08月

 はくちょう座NGC6888クレセント星雲付近は、今期は7月6日に都留市遠征でHαとLRGB、7月10日南会津でRGBの追加撮影をして作品にしたのですがどうもしっくりきませんでした。
 そこでナローでのSAO合成をするため7月28日に夜勤先の街中でSⅡとOⅢを撮影しました。しかしSAO合成をしたのですが緑一色からレンジバランスでカラー調整をするもうまくいかず、お蔵入りしていました。
 現在6連続夜勤中の昨日今日はかんづめ状態で時間が空いたので、下ごしらえからやり直してムラ等を取りSAO合成のカラー化の新たな手技であるカラーシフトを用いて再度カラー化してみたところ、カラフルなクレセント星雲付近に仕上がりました。

はくちょう座 NGC6888クレセント星雲付近 ナローバンドSAO合成
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当初のカラーバランスが1:1でのSAO合成バージョンです。
SⅡが弱いので全体に黄色ががります。バランスは自然で恒星の色は一番良いかな。
SⅡのレンジを詰めた最初のバージョンより良いと思いますが色々試しています。

機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -20℃ないし-10℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター  baader planetarium
       S:SⅡ 8nm  10min 15
       A:Hα 7nm、10min 19枚 都留市にて
       O:OⅢ 8.5nm 10min 17枚 
      
                        計8時間30分露出 
 
 Hα+LRGBのバージョンはこちら
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 相変わらず天候不良の日々が続いております。ただ関東平野も南東方向はその中にあってもやや夜に晴れ間が出ていました。6連続夜勤中昨夜で3日目なので遠征には行けませんが、少しでも晴れたら撮影をと毎晩機材を展開して準備して待っています。幸いに時間はまちまちですが3夜ともなんとか撮影時間をとることが出来ました。ただ曇っていても突然晴れたり、逆に晴れていても雲が襲来したりで落ち着いて睡眠が出来ず寝不足の日々が続いています。
 対象は先日近所の田んぼで捉えたSh2-157クワガタ星雲です。先日の3.5時間の露出では時間が足らなくて満足したものではありませんでした。そこで追加撮影をしてみました。Hαは何と言っても主役ですがOⅢのBも重要なポイントですしSⅡのRも画像の締りのポイントに重要です。満遍なく露出時間を稼がなくては駄目でした。近所の田んぼの分と夜勤3夜のトータルで790分つまり13時間以上に及ぶ露出でかなり良くはなってきました。
 しかし、光害地での撮影条件下で天候の影響もあり、SⅡ、OⅢのコントラストが良くないからクオリティは今一つです。

 この3夜連続撮影に先日の近所の田んぼの分の計4日分の画像をそれぞれフラットを合わせたりと下準備が大変でした。

ケフェウス座 Sh2-157 クワガタ星雲付近
b00d9147.jpg

機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -10℃ないし0℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター  baader planetarium
       Hα 7nm、10min 26枚 
       OⅢ 8.5nm 10min 24枚 
       SⅡ 8nm  10min 29枚
                        計13時間10分露出 
                        内3.5時間は近所の田んぼ

今回もSAO合成にカラーシフトでナチュラル風のカラーに仕上げてあります。
クワガタの輪郭を出しつつNGC7635バブル星雲がつぶれないように段階的にマスク処理で強調しています。

画像再処理してみました。
fe80b092.jpg




 天候不良の日々が続いていて欲求不満です。
月が太くなっていますがナローバンドなら撮影可能ですが、いかんせん天候が不良続きで撮影出来ない状況です。そんな中昨夜は晴れ間を求めて新潟まで足を伸ばしてしまいました。地元さいたま付近で撮れれば良いのですが低気圧が南から湿った空気を送り込んでいるようで関東は雲ないし雨の状況です。昨夜はGPVを見て、群馬方面は一部晴れ間がありそうな予報に仕事終了次第期待できない賭けですが遠征しました。赤城高原SAに到着した21時前では付近は晴れてはいたのですが周囲に雲が多く、すぐ曇ってきそうなので思い切って新潟まで足を伸ばしてしまいました。満月近くに新潟まで遠征するなんて考えにくいですが撮影したい一心で車を走らせ、先日星友のひろたろうさんが訪れたあてま高原に来た次第です。すると運良く朝まで快晴で撮影できたのは大変幸いでした。
 昨夜は月齢15でほぼ満月で煌々とした明るさです。遠征地にもかかわらず見えている星が少なく、街中と変わらないくらいです。もちろん天の川は全然見えません。
 ナローバンドといえどもこの明るさは厳しいですね。特にOⅢフイルターは月明かりの影響を受けてしまいますのでかぶりまくって画像処理が大変です。
 いつもとりあえずですが形にしてみました。

ケフェウス座 IC1396 ナローバントSAO合成
560eabbf.jpg





機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -10℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター  baader planetarium
       Hα 7nm、10min 8枚 
       OⅢ 8.5nm 10min 9枚 
       SⅡ 8nm  10min 9枚
                        計4時間20分露出
SAO合成して緑一色になるところをぴんたんさんに教えていただいた特定色域の選択でカラーをシフトしてナチュラルな感じに仕上げました。


 連日の天文の日々で疲れてはいたのですが、仕事がひと段落したので思わず遠征に出発してしまました。ほとんど病気です。
 昨夜はどこも山の方はGPVの予報が厳しそうでしたがその中でも2時間位は晴れそうな栃木に遠征しました。
 温暖化の影響か山沿いは最近雲が湧きやすい状況ですね。反して平野部は比較的晴れています。昨夜もGPVの予報に関係なく平野部のさいたま付近は晴れていたようです。
 街中ナローを撮るか迷ったのですがGPVの予報を信じてみることにして栃木に遠征しました。現地到着は21時前でしたが、予報で快晴のはずが曇っていて、早くもGPVに裏切られた感がありました。外したなと思いましが待っていたところ幸い22時半には晴れてくれて撮影を開始することが出来ました。GPVでは0時ごろに曇る予報でしたので敗戦色濃厚でしたが、その後曇ったり晴れたりでトータル2時間半露出できたのは不幸中の幸いでした。しかし、晴れと曇りの度に撮影を中断したり、再開したリで気の抜けない一晩で大変疲れました。恐らく撮れているものでも雲の影響があるものがあってトータルでのクオリティはあまり望めませんです。
 対象は昨年も撮影したものですが自分の好きなアイリス星雲付近です。アイリスの深い蒼と周辺のもくもくした分子雲が自分の好みです。露出時間少な目はきついですね。

ケフェウス座 アイリス星雲周辺
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -15℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター  
       Astrodon tru-balanceフイルター
           L10分9枚  
          RGB各5分(2×2ビニング)各4枚 計2時間半

追加撮影したいところですが最近の天候では難しいです。

 3日の房総遠征、4日は娘の天文部の夏合宿のお手伝いで野辺山、5日は街中でナローバンド撮影、6日は南会津遠征そして7日はまた街中でナローバンド撮影と天文の夜が続いております。これで昼間は仕事をしていて、夏休みではないのだから自分でも驚きですね。流石に昨日は睡魔との戦いに明け暮れ、夜はさっきまでダーク撮影の補間をしながら爆睡でした。
 日数的には多いですが天候不良の関係で成果は芳しくありません。途中曇ったりしていて、どれも中途半端でした。7日の夜はさいたま付近は幸い快晴で途中雲の来襲で1時間余り中断したものの、朝までに5時間撮影ができて、ようやく網状星雲が完成しました。7月23日の分と、8月3日の房総での1時間はやはり雲が多くて画像が悪く、全て没になりましたが7日の夜は夕方の空の青空の青がやけに綺麗でこれは抜けの良い空が見込まれると思っていたのですがその通りでなかなか映りの良い画像を撮影することができました。あとは画像処理ですが、眠気と戦いながらとりあえず形ににしました。

はくちょう座 網状星雲 ナローバンド撮影
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青の色をもっと綺麗に出るようにして階調を残すようにしてみました。
058b681f.jpg



機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress UltrastarX2 Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  0℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター  baader planetarium
       Hα 7nm、10min 12枚 
       OⅢ 8.5nm 10min 12枚 
       SⅡ 8nm  10min 6枚
                        計5時間露出

基本AOO合成になりますが、ぴんたんさんの手法に沿ってHαをBに5%、SⅡをRに35%加えて色味をより改良してあります。空の条件が良く、網状星雲の構造の各フイラメントのディテールが良く写ってくれているので、画像処理が楽しいですね。




 昨夜は星友のひろたろうさんと南会津に遠征してきました。
ひろたろうさんは5日夜枝折峠に大遠征に行かれてお疲れのところの連荘でしたが、お付き合いいただきました。その熱意と体力に感服しました。またいつものおいしいラーメンとコーヒーご馳走様でした。一人寂しい遠征が転じて楽しく過ごすことが出来ました。ありがとうございました。

ここの所天候は不順で安定して晴れる日が少ないですね。一昨夜はさいたま市付近はよく晴れていましたが山間部は曇りがちだったようです。そんな中遠征の目的地の選定は難しく、GPVも最近あてになりません。でも一縷の望みに託し比較的晴れそうな南会津に行ってきました。19時ごろ到着した時は快晴で撮影を満喫出来ると期待していたのですが、午前0時付近から南方向から少しずつ曇り始め、1時前には撮影中断せざるを得なかったです。前半の晴れで天の川もよく見え、撮影もトータル3時間半出来たのでまあ良かったというべきですが、対象が昨夜は難物で3時間半では全然足りないです。また後日の追加撮影のチャンスに期待です。

 それにしてもこの天候不順は困りますね。3日の房総遠征はわずかに1時間しか撮影できずじまいで、4日の娘の天文部の野辺山合宿のお手伝いの時も快晴はたった1時間でした。5日のさいたまでの街中ナローバンド撮影は、ほぼ一晩中快晴でしたが遠征でがっつり晴れないのは悔しいです。そういえば4日間遠征ないし街中撮影と天文漬けの日々を過ごしています。体力的に限界ですね。

ケフェウス座 Sh2-129
9866a83f.jpg



機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -15℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター  baader planetarium
       Hα 7nm 15min 5枚
       OⅢ 8.5nm 15min9枚
       Astrodon tru-balanceフイルター 
             L10分4枚  
            RGB各5分(2×2ビニング)6.4.4枚 7月10日撮影
       
       HαをLとRにOⅢをBに加えてあります。

OⅢでの大王イカの描出を狙いましたが時間が足らず不十分で画像処理諦めモードです。

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