天体写真Diary

天体写真の趣味に没頭している毎日です。

2016年07月

 28、29、30日と3夜連続撮影の3日目の昨夜はブログ友のひろたろうさんと赤城高原に遠征に行ってきました。GPVの予報は曇りでしたが、GPVがここの所良い方によくはずれるので、ダメ元で遠征してみようと3人で打ち合わせして出発しました。
 現地には自分が最初に20時頃到着しました。しかし、あいにくの曇り空で場所を変えることも考えたのですが、もう少し待ってみようということになりました。あきらめムードでしたが皆さんの日頃の行いが良いのでしょう、なんと待つこと1時間で運よく晴れてきました。
 当初ケフェウス座あたりの対象でナローでの撮影を予定していましたが、最初に晴れてきた南方向でピント合わせをしながら試し撮りでM8&M20を撮ってみたところなかなかいい出来なのでM8&M20を本格的に撮影を開始しました。今夜はナローバンド撮影の予定でしたのでHα、OⅢ、SⅡと順に撮影したのですが、生憎1時間半で曇ってしまったのでOⅢとSⅡはほとんど撮影出来ませんでした。まずはモノクロですがHαの画像をアップします。
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -10℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター  baader planetarium
       Hα 7nm、10min 6枚  1時間露出
ナローバンドの特性をいかして星雲のディテールをよくだしてみました。
早めにSⅡ、OⅢを追加撮影してカラー化したみたいです。
       
昨夜もひろたろうさんにはいつものとっても美味しいラーメンとコーヒーをご馳走になりました。ありがとうございました。






 関東地方がようやく梅雨明けとなり、ここさいたま市付近は28日夜と29日夜続けて晴れてくれました。
両日ともGPVの予報では駄目でしたが実際の空は良く晴れて、28日は時折雲がでましたが29日は快晴が朝までもってくれました。
 一昨夜は夜勤しながらの撮影でした。昨夜は仕事場の納涼会でしたがお腹の調子もあまり良くないこともあり、隣でおいしそうに飲む生ビールをぐっとがまんしてアルコールは一切飲まず、終わり次第速攻で近所の田んぼに撮影に出撃しました。
 連日の撮影で画像処理が追いつかないです。まずは昨夜撮影したカシオペア座のSh2-157 クワガタ星雲付近です。M52散開星団、NGC7635バブル星雲まで入れての構図です。クワガタ星雲は意外と淡いのでナローでじっくり露出したいところです。一晩では足りない感じです。
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -10℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター  baader planetarium
       Hα 7nm、10min 10枚 
       OⅢ 8.5nm 10min 6枚 
       SⅡ 8nm  0min 6枚
                        計3時間40分露出

連日の撮影で思考回路がうまく作動していません。
何とか形にはなりました。
露出もう一晩掛けたいです。ですが他に撮影したい天体も多く迷いますね。

 ここの所曇りで撮影も出来ない毎日です。
 
 実はここ4.5日自作のPCがトラブってしまい毎日ウィンドウズを入れ直したりしていて結構忙しかったのです。原因は自分が水冷のCPUクーラーの取り付けミスによるマザーボードの裏面の基盤の傷のようですが突然起動しなくなりました。
 そこで現在のskylake 6700KのCPUのシステムから一つ前に使っていたIvy Bridge 3770KのCPUのシステムに戻して使いましたが画像処理の遅さを感じてしまい、CPUとメモリは無事だったので新たにskylakeのZ170のマザーボードとして、ASUSのZ170 Pro Gaminigを購入して再びskylakeのシステムに戻して現在使用しています。
 そんな事をしていて、以前から何となく感じていたのですがIntelのCPUのマイクロアーキテクチャの進歩に伴いPCの性能はアップしていますが実際に天体写真の趣味のための画像処理にどれだけ有効なのか検証してみることにしてみました。

検証するシステムは3つです。

 一つ目はSandy Bridge-Eです。2011年頃発売です。CPUは当時の最速の3960X Extream Editionです。6コアで3.3GHz、12スレッド同時処理可能の強力なCPUです。
以前自作PCでオーバークロックを趣味にしていて、クロックアップしてベンチマークとって大会とか出ていた時の名残で使用していたものです。実際に大会に出ていたのは一つ前のNehalemの頃ですが。
今もこのPCは仕事場の当直室に置かせてもらっていて仕事場で画像処理をするのに使用しています。室温はクーラーが効いていて25度位ですね。
 OSはWin7pro 64bit メモリはCorsairの1600C9で16GB OSのストレージはSSDです。

 画像処理はステライメージ7 冷却モノクロCCD SX-36(4904×3280ピクセル ステライメージ上は4864×3232と表示)の先日撮ってきたサドル付近のL画像10枚です。位置合わせに5分35秒、コンポジット(加算平均σクリップ バイキュービック しきい値1.1)に2分7秒かかりました。

 二つ目はIvy Bridge、自宅の一つ前の使用していたシステムです。2012年発売です。今回トラブルで戻した時に計測してみました。CPUは3770K 4コア 3.9GHz。 メモリはCorsairの1600C9 16GB OSはWin7pro 64bit OSのストレージはSSD。体感上はSandy Bridge-Eより結構速く感じていたのですが、同条件での処理で位置合わせ5分11秒 コンポジット1分57秒と若干速くなってはいますが思ったほど変わりませんでした。
 
 3つ目はIntel最新のSkylakeです。CPUは6700K 4コア 4.0GHz。昨年発売です。メモリはDDR4でぐんと速くなってCorsairの2600C16 32GB。やはりストレージはSSD。OSはWin8.1 64bitです。
 タイムは位置合わせ4分8秒、コンポジット1分44秒で体感上はSandy Bridge-Eよりかなり速く感じます。Sandy Bridge-E 3960XEEは最速といっても6コアを生かしきれないと3.3GHzのクロックでは処理が遅くなるのかもしれません。
 
 以上検証してみて各システム間で確かに速くなってはいますが、たいして時間は変わっていませんね。このような短いスパンではIntelのアーキテクチャーの進歩はあるものの作業時間の差はさほどないことが解りました。ただ体感上は結構差を感じるので一旦知ってしまうと前のシステムが遅く感じてしまいます。



 最後にオーバークロックでの使用はあくまで自己責任でということですが、簡単オーバークロックであるメモリのXMP設定によるオーバークロックの設定で画像処理に差があるか調べてみました。メモリの速度がデフォルトの2140MHzから2666MHzにクロックアップして結果はというと、位置合わせもコンポジットも数秒速くなったに過ぎないものでした。
その設定ではCPUの電圧がデフォルトの1.2-1.35vから1.3-1.4vぐらいまで上昇してCPUの各コアのMaxクロックは4.02GHzから4.2GHzに上昇していて、CPU温度が30-59度から40-72度と上がっていました。CPUの温度としては70度付近は結構高いので自分のCPUクーラーは簡易水冷ですが夏場のオーバークロックでの常用は厳しいですね。
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 ここのところ天候不良続きで10日間も撮影出来ず欲求不満です。
GPVや気象衛星の画像を見ても全く良い予報はないのですが、ついつい晴れてないかなと空を度々見上げてしまいます。昨夜もそうして何度目かの空を見上げた時、若干の晴れ間があり、うまくすれば撮影できるかもと、機材をいつもの夜勤の仕事場屋上に大急ぎで展開しました。雲も多い状況でしたが何とか雲の合間をぬって撮影してみました。
雲もかかりそうな状況なので、撮影時間の短くても撮れる明るい対象の網状星雲にしました。時間もないのでHαとOⅢだけ撮影してAOO合成してみました。

はくちょう座 網状星雲 AOO合成
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -10℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター  baader planetarium
       Hα 7nm、10min 6枚 
       OⅢ 8.5nm 10min 6枚  
                        計2時間露出
一時は快晴にもなったのですがまた曇って結局2時間のみの露出でしたが、撮影出来て良かったです。

 7月10日は9日の赤城高原遠征と連日です。南会津に遠征してきました。両日とも星友のひろたろうさんとご一緒です。二人してお互いに好きですねと感心し合っての出発でした。
 この夜のGPV予報は微妙でしたが南会津なら晴れるだろうという考えでひろたろうさんを遠いところにお誘いしてた訳ですが、運よく朝まで快晴で南会津の絶品の天の川を見ることが出来ました。特にその夜の天の川は暗黒帯はもちろん見えますし、なんだか立体的にもくもくしているような濃い天の川で、北天から南の低い所まで見えてこんなのは自分では初めてです。感動して見入ってしまいました。
 撮影の前に先日以来冷却CCDカメラSX-36が最近ピニング2で撮ると輝星の横に黒い尾を引く問題があり、その調整をしていました。基盤の小さいゲインコントローラーの感度を下げるとなくなるので、なくなるギリギリのゲインを撮ってみながら調整です。
しかし小さいコントローラーは自分の老眼では眼鏡でも見えずスマホで撮って確認の繰り返しになり、手間がかかりました。
 昨夜の対象は一つ目は先日都留で撮ったクレセント付近のRGBが黒い尾がひどく調整して撮り直しました。二つ目はケフェウス座のSh2-129俗称フライングバット星雲です。まずはLRGBでカラーを撮っておいて後でじっくりOⅢなどナローでダイオウイカを撮ってみようと考えています。
 今回はLRGBナチュラルカラーに昨年撮ったHαをLとRに加えて仕上げてみました。
 この夜もひろたろうさんにはとっても美味しいラーメンをご馳走になり、地元製の美味しいラーメンでした。ひろたろうさんご馳走様でした。いつもありがとうございます。
ケフェウス座 Sh2-129
97f9f98e.jpg


機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -15℃冷却  
    Maxim DLで撮影
フイルター  
       Astrodon tru-balanceフイルター 
             L10分4枚  
            RGB各5分(2×2ビニング)6.4.4
       baader planetarium
            Hα 7nm、15min 6枚 昨年南会津にて 
                  計3時間20分
大変淡く長時間露光が必要な対象です。赤の部分の諧調が詰まっていますが取りあえずです。次回なナローをじっくり撮り直してみるつもりです。

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RGBの手直しをしてみました。

 昨夜は星友のひろたろうさんと赤城高原に遠征してきました。
当初ひろたろうさんは翌日仕事ということもあり、自分単独で須走を目指していましたが、河口湖ICの手前で見える富士周辺の雲が南方向からどんどん増えている様子に目的地変更を考え、ひろたろうさんに相談して群馬の赤城高原に一緒に行くことになりました。河口湖ICで高速を降りて中央自動車道から圏央道を走り、一路関越を北上です。またまた大移動してしまいました。
 移動は大変でしたが、ひろたろうさんの日頃の行いが良いため当初のGPV予報がいい方向に変わり群馬方面は快晴で朝まで最高の星空でした。とっても綺麗な天の川を見ることが出来ました。ひろたろうさんに感謝です。ありがとうございました。
 またいつものとっても美味しいラーメンとコーヒー、ご馳走様でした。翌日仕事なのにお付き合いいただき感謝です。ふたりで楽しい天文談義の充実した一晩でした。

昨夜の対象は昨年も撮ったサドル周辺です。時期的に天頂付近の条件が最高なので今年も撮ってみました。

はくちょう座 サドル周辺
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -15℃冷却  
    Maxim DLで撮影
フイルター  
       Astrodon tru-balanceフイルター 
             L10分14枚  
            RGB各5分(2×2ビニング)6枚 計3時間50分

自分的には昨年の天文ガイド入選作品よりも良いものになったと思います。


 7月6日水曜日は梅雨の中休みで晴れの予報で山梨方面に遠征しました。
ブログ友のMr.JDISさんは飲み会で都合がつかず、ひろたろうさんは用事が遅れてしまい合流出来ず自分一人の遠征になってしまい残念でした。しかし天候は朝まで快晴で七夕の天の川も見ることが出来ましたし、現地ではぴんたんさん、ただよしさんともう一方Aさんと偶然ご一緒になりいろいろなお話が聞けて充実した一晩でした。

 その夜の対象ははくちょう座NGC6888 クレセント星雲付近です。この付近はナローのHαモノクロで撮影したことがあり、そのダイナミックに模様を描く星雲にいつかカラーにて完成させたいと思っていました。
そこで今回Hα、LRGBで撮影してみました。

まずはHαによるモノクロ映像
 この迫力のままカラー化したのですがなかんか思い通りになりません。
Hαの輝度情報が勝ってしまいピンクのカラーになるのでぐっと抑えめにしないいけないのが残念です。いっそのことナローでSAOカラー化してみたいですね。
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HαをLに加えてRGB合成

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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -20℃冷却  
    Maxim DLで撮影
フイルター  baader planetarium
            Hα 7nm、10min 18枚
       Astrodon tru-balanceフイルター 
             L10分4枚  
            RGB各5分(2×2ビニング)4枚 計4時間40分

何回もやり直していますがどうも決まらないです。

昨夜は予報に反し街中ですがさいたま周辺は晴れていました。そこで一昨夜のリベンジをとナローバンド撮影をしました。途中やや雲が流れる天候で落ち着かなかったですが何とか作品になりました。

北アメリカ星雲&ペリカン星雲 ナローバンドSAO合成
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  -15℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター  baader planetarium
       Hα 7nm、10min 6枚 
       OⅢ 8.5nm 10min 6枚  
       SⅡ 8nm  0min 8枚  計3時間20分露出
やはりF2.8は明るいです。ナローバンドも短時間で撮影できます。
 ただおとといの調整を含めると3日連続撮影は疲れました。

 本日メール便にてただいま両雑誌が到着して結果を分かった次第です。
6月、7月号に続き、8月号もダブル入選することができました。3か月連続してのダブル入選は大変嬉しいです。星ナビ入選連続記録4と更新です。今夜は夜勤なので祝杯は後日です。

星ナビ8月号入選作品
Hickson68+NGC5371
1730f74f.jpg

この作品はディテールは良く描出できたなと思っていました。

天文ガイド8月号入選作品
M83
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こちらは南の低空の対象で出来は今一と考えていたので入選はびっくりでした。
北アメリカ中心部の方が自分は好きでしたがそちらは撃沈です。

今月号はニュージーランド帰りの方々の作品が目白押しで厳しいかなと思っていましたので、そんな中ダブル入選は奇跡ですね。

Mewlon-250CRSはこれで通算7作品入選と大活躍をしてくれました。購入したことは大正解ですね。

今回の入選もいつも応援して頂いている星友のひろたろうさん、ブログ友のMr.JDISさんを始め皆さんの応援のお陰であります。いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

 昨夜は星友のひろたろうさんと山梨方面に遠征してきました。
成果としては事実上惨敗で坊主でした。GPVの予報では晴れそうな感じでしたが、全く晴れることのない一晩でした。梅雨時期ですからしょうがないですね。次回にリベンジです。
 天候は残念でしたが久々にひろたろうさんとの遠征で、いつものとても美味しいラーメンに加えてうどんもご馳走になり、天文談義で過ごした一晩は大変楽しく有意義な一晩でした。ひろたろうさん、いつもありがとうございます。次回の遠征は晴れるといいですね。
 一昨夜からε-180EDを引っ張り出して調整しているところです。いくつか変更点もあり、スケアリングやガイドの調整をしなくてはならないので星がでていれば調整しようと思っていました。一昨夜も街中で曇っていましたが、辛うじて見える星を頼りにスケアリング調整をして、続いて昨夜はガイドの調整をしました。ガイドグラフはかなり安定してきました。
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ずれはほとんど0.2ピクセル以下に収まっています。良い感じです。
雲がかかっていたのですが強引にLRGBを撮って画像にしてみました。
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雲による恒星のにじみがひどいのと一枚ものでノイズも多く本来没画像ですが記録としてアップしてみます。 笑ってみて下さい。                            

スケアリング調整がまだ追い込み不足です。それにしてもイプシロンはF値が明るいからあっという間に映ってきますね。久々にミューロンから変更するとびっくりです。
機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド オフアキにて
カメラ starlightXpress SX-36  LRGB-15℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター Astrodon tru-balanceフイルター  L10分2枚  
      RGB各5分(2×2ビニング)1枚 計35分
昨年もですが北アメリカ&ペリカン星雲の時は決まって天候が悪いですね。時期的にしょうがないですが次回こそリベンジしたいです。                          

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