天体写真Diary

天体写真の趣味に没頭している毎日です。

2016年04月

 昨夜は夜勤でしたが関東地区の天候が久々に良く街中でナローバンドを中心に撮影をしました。
 天候は快晴に恵まれましたが、当初は風が強くガイドが暴れていましたが夜半過ぎには風もやみガイドも落ち着いてくれました。
 撮影対象は昨夜は2つで、2つ目は夜半過ぎに昇ってきた白鳥座のDWB111 俗称プロペラ星雲です。まずはこれを画像処理しました。

白鳥座 DWB111 Propella Nebula
6d62a3ed.jpg

機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーにて1825mm、F7.3
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DLでガイド (オフアキ)
カメラ starlightXpress SX-36  -20℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター   baader planetarium
         Hα 7nm、 15min 9枚      露出2時間15分
 この対象も後日遠征地でLRGBにてカラー化する予定です。
 この新月期後半の天候に期待したいです。

九州地区の災害はいまだ深刻な状況で多くの方々が不自由な避難生活を送っていらっしゃいます。健康面でも不安な状況だと思います。一刻も早い安定した生活を送れるようになることを願っております。

 さて、先日Mewlon-250CRSの主鏡を清掃しました。といってもブロワーで埃を吹き飛ばしただけですが、組み直して撮影してみると若干光軸のずれを認めたました。そこで光軸調整をしたのですが、副鏡はセンタリングスコープで調整できますが、主鏡は星像を見ながらになります。昨夜はそのため近くの田んぼに出撃の予定でしたが天候不良で結局栃木市にプチ遠征してしまいました。
 星像は問題なく光軸調整は完了し、そのまま木星の観察と動画での撮影をしました。
肉眼的にはシーイングは悪くなさそうでしたが撮像はあまり良くないので木星の動画は今のところお蔵入りです。
 時間もあったので先日撮影したM13球状星団のL画像を試し撮りしました。月も太くバックグラウンドも明るい条件ですが風も微風で、先日赤城高原で撮影したL画像よりはるかに解像度の高い画像が得られたたので本格的にLを2時間撮影してきました。画像処理中であります。

4.15赤城高原にて               4.19栃木市にて
299698a4.jpg

678a7885.jpg














ダーク・フラット未処理のトリミングしてJPEGにしたものです。
かなりの差があります。

 昨夜後半は、まだ季節的には全然早いですが上がってきたケフェウス座のIC1396星雲のなかの像の鼻と言われるvdB142をナローバンドHαでモノクロで捉えてみました。
この焦点距離で撮ってみたかった対象です。後日カラー化が楽しみになりました。
f00e56d8.jpg


機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーにて1825mm、F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド (オフアキ)
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター   baader planetarium
         Hα 7nm、 15min 11枚      露出2時間45分

カラー化はナローバンドSAO合成と行きたいところですが、天候が不順で季節的にも早く長時間露光は厳しいのでLRGBと組み合わせでナチュラルカラーにと思っています。





ここ数日の九州地方での大地震のため、被災された多くの方々には心からお見舞い申し上げます。一刻も早い復興を願っております。

 昨夜は月の入りが午前1時半を過ぎる夜ですが、GPVの予報が良かったので一昨日から出撃しようと考えておりました。がしかし、当日のGPVの予報は徐々に微妙なものに変わり終夜晴れる地域がなかなかありませんでした。仕方なく月の入りの1時付近の最も天候の良さそうな山梨方面に向かうことに決め、いつもの富士河口湖町に21時前に到着しました。先客の同好の方が一名いらっしゃいました。
 しかし肝心の天候は厚い雲に覆われ、その後もどんどん南から雲が押し寄せてきています。道中河口湖付近は晴れていたので、これは失敗したなと思い、急遽引き返す事にしました。付近の観測地も考えたのですが、20時半のGPVでは今は良くても1時付近の天候が良くありません。考え悩んだ挙句、思い切って群馬の赤城高原への大移動を決心しました。
 さて夜間の大移動の末、赤城高原に23時半に到着しました。疲労感を感じながら空を見上げると幸い快晴で疲れが吹き飛んでしまいました。
 機材の準備に入り、先日より導入したPoleMasterによる極軸調整も無事終了しました。以前まではPHD-2ソフトによるドリフト法で調整していたのですが、PoleMasterの方が正確性も上ですし、所要時間もはるかに短時間ですみます。これは優れものだと思いました。極軸を追い込むとガイドのDEC軸の補正が格段に少なくなり、ガイドグラフが安定してきます。
 もう一つの課題はMaxim DLによるUltarstarオートガイダーでのガイドです。先日以来、MaximDLによるUltarastarでのガイドの際、キャリブレーションで最初に余分なDEC軸の信号をだしてしまいキャリブレーションに失敗してガイドが出来なかったのです。
 これは天文ハウスTOMITAさんから新しいファームウエアの提供があり、これをアップデートすることで、一昨日街中でテストしてMaximDLでガイドキャリブレーションの成功を確認していたのですが、実際に現地でテストして問題なくガイドが出来ほっとしました。
 UltrastarはLodestarX2よりチップサイズが大きく、ガイド星を見つけやすい上にノイズも少なく、LodestarX2で恒星が写っているのにMaximでその恒星を拾ってくれないなどの点でも有利になるようです。
 問題が解決していざ撮影となったのですが、その後風が出てきて困りました。時折強風となりガイドが全く落ち着いてくれません。車を風上に移動したり、久々にシーツを足で踏んで反対側を手で上に広げてモモンガのように自分で風よけになりました。これは疲れました。3時頃の薄明前になってようやく微風となりました。
 そのため大きく流れてはいないのですが、L画像のほとんどは星像が肥大して星団の映りもボケ気味で没となりました。 
出来は今一ですが画像処理しましたのでアップします。

ヘルクレス座 M13球状星団
2d6a26aa.jpg


4月19日の栃木市でのL画像で再処理し球状星団の大きさをアピールしてみました。
若干中央付近は自然に飽和する感じに仕上げました。
fcc225ce.jpg





機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーにて1825mm、F7.3
ガイド starlightXpress Ultrastar Maxim DLでガイド (オフアキ)
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター   
            Astrodon tru-balanceフイルター  L15分7枚内2枚使用
            RGB RとB10分3枚 Gは10分2枚(2×2ビニング)
            総露出3時間5分



 昨夜は一昨日の赤城高原遠征に引き続き連荘で、ブログ友のひろたろうさんと南会津に遠征に行ってきました。
 天候が毎日不安定ですが、この夜は南会津なら何とかなりそうと考え、片道200km以上もある観測地にひろたろうさんをお誘いして出撃しました。これで晴れなかったらと不安でしたが幸いに到着の19時半には雲が多いものの、北極星は確認できて極軸調整を完了し、21時前には晴れてきてくれました。
 南会津の真っ暗な空を久々にみて、見える星の多さにひろたろうさんと二人で感嘆しました。遠いですが大変綺麗な星空を満喫出来たのは良かったです。
 昨夜も一昨日に続いてひろたろうさんと天文談義に花が咲き、おいしいコーヒーをご馳走になったりと、二日連続で充実した観測の夜を過ごす事が出来ました。ひろたろうさん、遠いところ遠征お疲れさまでした。ありがとうございました。
 撮影は当初の予定のNGC4536銀河からM88銀河に対象の変更などで実際の撮影開始はちょっと遅れて21時過ぎになりました。シーイングも暗さも申し分なかったのですが、2時過ぎに薄雲が出てきてしまったのは残念でした。
 連荘の遠征に流石に疲れてしまい、帰宅して画像処理最中に朦朧としてきたので中断して仮眠しました。お昼前から画像処理再開していますが小さめの銀河で画像処理が難しいです。なんとかある程度形にはなりました。ベテランの先輩方の作品には遠く及びませんがアップしてみます。

かみのけ座 M88(NGC4501銀河)かみのけ座に位置しますがおとめ座銀河団の一員です。
d0eb5b8a.jpg




小さい銀河です。周囲にも小銀河が複数認めます。

トリミングしてみると
d6e09930.jpg





こんな感じです。シーイングが当初良かったので内部構造もまずまず捉えることが出来ました。

機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーにて1825mm、F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド (オフアキ)
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター   
            Astrodon tru-balanceフイルター  L15分11枚
            RGB各10分3枚(2×2ビニング)
            総露出4時間15分


 なかなかすっきり晴れない日々が続いています。そのなかでやや天候好転の予報に昨夜ブログ友のひろたろうさんと赤城高原に遠征してきました。
 2転3転するGPVの予報に目的地の選定で苦慮しました。ひろたろうさんと話し合いの結果、晴れる時間の長そうな赤城高原に決定して出発し、現地には20時頃到着しました。天候は到着時点では快晴で、その後午前2時ごろ予報通り曇ってきました。結果としてある程度撮影時間が撮れたのは幸いでした。
 昨夜もひろたろうさんと、一晩中天文談義をしたりいつものおいしいラーメンをいただいたりと、充実した楽しい一晩を過ごす事が出来ました。ひろたろうさん、ご一緒の遠征と美味しいラーメンありがとうございました。
 昨夜の対象は先日以来撮り続けているSh2-274メデューサ星雲のHαと、次に撮影したのがおおぐま座のM101回転花火銀河です。二つ目の対象をどれにするかまよいましたが、まもなく曇るかもしれない天候予報の関係からなるべく条件の良い天頂付近で、かつ明るめで撮影時間が少なめでも撮れるであろうM101を選択しました。

おおぐま座 M101回転花火銀河
712d9a05.jpg



機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーにて1825mm、F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド (オフアキ)
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター   
            Astrodon tru-balanceフイルター  L15分6枚
            R10分4枚GB各10分3枚(2×2ビニング)
            総露出3時間10分
2時過ぎには曇られ、やや露出時間短めなので後日追加で撮影してみたいです。
例によって寝不足で画像処理がとりあえずの出来ですがアップしてみます。

4月5日夜の赤城高原遠征の一つ目の対象です。Hαを追加撮影してみました。
Hαでも新月期の遠征での撮影は、街中や月のある中での撮影とは結果がかなり違い、良かったです。特に淡いものではコントラストに差がでるようです。
 かなり星雲のディテールがアップしました。

ふたご座 Sh2-274 メデューサ星雲


2ff7b83d.jpg






機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーにて1825mm、F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド (オフアキ)
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター   baader planetarium
         Hα 7nm、 15min 22枚 先日栃木市および街中と今回の
                        赤城高原遠征にて
            Astrodon tru-balanceフイルター  L15分2枚
            R10分5枚GB各10分3枚(2×2ビニング)
            総露出7時間50分
よりディテールがアップしました。左半分のかなり淡いところまで描出できてきました。もう少し露出してもっと良くしてみたくなりました。

 昨夜はブログ友のひろたろうさんと赤城高原に遠征してきました。
GPVの予報は非常に微妙で天候が危ぶまれたのですが、20時過ぎの到着時には曇っていたものの、22時頃には快晴となりました。その後一時軽く曇ったりしましたが、朝までもってくれたのは幸いでした。天候のぐつついた今期の新月期に、先週に続き2回も遠征で天候に恵まれたのは本当にラッキーでした。今回のはひろたろうさんの日頃の行いのお陰ですね。
 昨夜は天文談義をしたり、ひろたろうさんの撮っている彗星を見たりと、楽しい一晩でした。
 夜更けにはいつものとってもおいしいラーメンとコーヒーご馳走になりました。ひろたろうさんいつもありがとうございます。大変ご馳走様でした。

 昨夜の対象の一つ目は先日来撮っているSh2-274メデューサ星雲です。Hαの追撮をしました。画像処理まだ途中です。その後はかみのけ座のNGC4725銀河を撮りました。
 Sh2-274の方は遠征地でかつ新月と空の状態が良いせいか、かなり今までの画像より良いものを撮ることが出来ました。
 一方NGC4725銀河の方は、肉眼的にはシーイングは良さそうでしたが内部のディテールは今一つ良く出ませんでした。更に今回はガイド星がなかなか思ったようにみつからずかなり対象をずらしてようやくガイドが出来ました。先日購入したオートガイダーのultrastarは、LodestarX2よりチップサイズが大きくノイズも少ないのでガイド星を見つけやすそうですが、なぜか自分の環境ではMaxim DLのキャリブレーションで最初にDEC軸の方向に余分な信号が出てしまってキャリブレーションが出来ないです。Maxim DLのバージョンを6.02から最新の6.12にアップしてもダメでした。次回PHD-2で試して見ようと思います。
 

かみのけ座 NGC4725
03288cb1.jpg


機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーにて1825mm、F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド (オフアキ)
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター       Astrodon tru-balanceフイルター  L15分7枚
            RGB各10分3枚(2×2ビニング)
            総露出3時間15分

明け方にははくちょう座も高く上がり、天の川も確認出来ました。


星ナビ5月号の星ナビGalleryにM1かに星雲が入選しました。
星ナビはこれで通算3回目の入選です。天文ガイドの方が昨年一回入選して以来落選続きで落ち込んでいましたが、今回またも星ナビに拾ってもらいました。感激です。今夜は祝杯ですね。

43447226.jpg



事実上Mewlonでの初作品で入選出来たのは大変うれしいですね。
3夜13時間かけて撮った甲斐がありました。
光害地でもこれだけ撮れることのアピールになったのではないでしょうか。
これからも精進していい作品を残せるように遠征に街中に頑張って撮影していこうと思います。いつも応援していただいているブログ友のみなさん、応援ありがとうございます。

 3月30日の遠征での3つ目の対象は、季節的に早い白鳥座のNGC7000北アメリカ星雲の中心部です。月が上がってしまいNGC3718の撮影が出来なくなって、Hαで撮れるものとしてまだ高度低いですが撮ってみました。露出時間も半端な1時間半ですので試し撮りみたいなものです。
 この焦点距離でこの部分を撮ってみたかったですが迫力はありますね。
白鳥座NGC7000北アメリカ星雲
985e0a1f.jpg

機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーにて1825mm、F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド (オフアキ)
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター    baader planetarium
         Hα 7nm、 15min 6枚 1時間30分露出
明るい天体なので短めな露出時間でもそこそこ撮れますね。またRGB撮ってカラー化してみます。


 3月30日のガリバー遠征の2対象目はおおぐま座の銀河NGC3718です。
変わった形をしていますが、周辺の銀河の重力の影響みたいです。
この夜は最初天候良くSh2-274は予定通りでしたが、この銀河を狙うあたりから雲が湧いて出てきてしまい、なかなか撮影に入れずその後月の影響もあり露出時間を思ったより掛けられなかったです。腕が伸びて曲がっている様子がもう少しあぶりだしたかったですね。
 今回の遠征の翌朝、この地で先日問題となったので、自分の周辺のごみ拾いをしてきました。結構ごみ、たばこの吸い殻等がありました。天文以外の方もいらっしゃるのでそういったごみかもしれませんが、観測地を守る意味でみんなでごみひろいをして帰るようにした方が良いと思います。

おおぐま座NGC3718
若干画像処理変更してみました。
596b0b56.jpg



機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーにて1825mm、F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド (オフアキ)
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター       Astrodon tru-balanceフイルター  L15分8枚
            RGB各10分2枚(2×2ビニング)
            総露出3時間
 

↑このページのトップヘ