天体写真Diary

天体写真の趣味に没頭している毎日です。

2016年02月

 今週は風邪を引いて体調が悪かったのと、ガイドが出来ないトラブルで撮影出来ませんでした。体調は何とか回復してきたのでトラブルを改善するために昨夜はテストを兼ねて撮影しました。仕事で夜勤でもあり、月も煌々と照らす条件なのでおもにナローバンドでの撮影です。
 ガイドトラブルは今回のはDEC軸のみ出来なくなるというものでした。
Maxim DLのキャリブレーションでガイド星がL字に動くのですが最後にDEC方向が動かずスタート地点に帰ってこない状態です。ガイドを開始してもDEC軸のガイドは出来ません。PHDguidingにしてみたらDEC軸方向のキャリブレーションが全く出来ない状況です。当初PCを疑い予備のPCにソフトをインストールしてみましたが結果は同じ。
赤道儀はハンドコントローラーに対しての動きは良好で自動導入も問題なしの状況です。starbook tenのアップデートも効果なしでした。
 最終的に原因はLodestarX2のminiUSBのコネクターの接触不良でした。ここをいじると回復します。最終的に修理に出さないと駄目なようです。
 とりあえず原因がわかってほっとしました。なんとかガイドさせて撮影をすることができたのは幸いでした。
 対象はばら星雲の中心部の長焦点によるクローズアップです。
ナローバンドの特性を生かして細部まで描出してみたいと考えました。

NGC2237 ばら星雲中心部 ナローバンドHαによるモノクロ撮影
6656c876.jpg



若干周辺トリミングしています。

機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーにて1825mm、F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド (オフアキ)
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター  baader planetarium 
               Hα 7nm、 15min 16枚 4時間露出
           
     ばら星雲の中心部の迫力ある変化にとんだ構造がなんとか出せたと思います。

 昨夜は午前1時過ぎ迄月がある状況でしたが天候は良かったのでつい近場の栃木市に遠征してしまいました。
 昨夜の栃木市はそんな状況でしたので天文の関係は自分一人だけで寂しいものでした。月のある間は練習でガイドの調整や軽く撮影をしたりして、本格的には1時過ぎより撮影を始めました。時間が限られていたので露出時間は短めです。
 対象はおなじみのしし座のトリオ銀河です。これはM65、M66とNGC3628です。
右の口に髭の生えたようなのがNGC3628です。ひとつづつ撮っても良い感じの銀河です。
長焦点の撮影はシーイングの影響が大きく、銀河の詳細なディテールをクリアーに表現するのは難しいです。どうにか暗黒帯のディテールがまあまあ描出できました。昨年にSE250とQHY9で撮ったのより若干は良くなりましたのでよしとします。

しし座 トリオ銀河
fb88da76.jpg




機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーにて1825mm、F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド (オフアキ)
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター フイルター 
            Astrodon tru-balanceフイルター  L15分7枚
            RGB各10分(2×2ビニング)2
            総露出2時間45分


 2月9日から3日間連続の栃木市遠征の際の3つ目の対象はしし座のNGC2903銀河です。シーイングの影響で2日目に撮ったL画像は良くなく、3日目に撮り直して一応完成しました。
 この場所は空はやや明るいですが、自宅から一時間余りと近いのが楽です。風の影響も付近の山々が防いでくれていて少ないです。
 この連夜の遠征の初日は自分ひとりで寂しかったです。寒さもこたえて早めに帰宅してしまいました。それに反して次の二日目は休日前夜ということもあり、自分を含め6人もの観測の方々で賑わっていて、色々天文談義に花が咲き楽しかったです。特にCSTのH氏には今回も沢山のアドバイスを頂きました。いつも有難うございます。またH氏とひろたろうさんの以前の観測の貴重なお話しが大変面白かったです。彗星に名前をつけた業績のお話や天文ガイドに何十回と掲載されたお話など大先輩のお二人には改めて畏敬の念がひとしおでした。3日目は自分を含め3人でしたが、2日目と3日目は星友ひろたろうさんとご一緒でき、大変楽しかったです。いつも有難うございます。
 
 NGC2903銀河は比較的大きく明るい銀河です。映し易い銀河ではありますが、そのディテ-ルをクリアーにだすにはシーイングの影響と画像処理の問題があります。なかなか思ったようになりません。昨夜から試行錯誤をずっとしていますがいまひとつですね。昨年よりはかなり進歩しているのでまあ良しとします。現状ではこれがベストです。

しし座 NGC2903銀河
b7d107ce.jpg



機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーにて1825mm、F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド (オフアキ)
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター フイルター 
            Astrodon tru-balanceフイルター  L15分8枚
            RGB各10分(2×2ビニング)3
            総露出3時間30分


 今週は8日の仕事場街中でトールの兜のHαの撮影に始まり、連続4夜の撮影はさすがに体力の限界を感じました。撮ってきた画像処理も滞りがちですが、きつかった休み明けの仕事も無事こなして、これから画像処理に時間を取れそうです。
 昨夜は栃木市での3夜連続プチ遠征の3日めでしたが現地では星友のひろたろうさん、板橋のMさんとご一緒でした。ひろたろうさんはパソコントラブルで大変でしが、いつものおいしいラーメンを作っていただきました。とってもおいしかったです。有難うございました。
 昨夜はGPVの予報ではこのあたりの天候は23時には曇ってしまう予報でしたが、9日に続き昨夜もうれしいことに良い方にはずれ、終夜ほぼ無風の快晴に恵まれました。3夜連続で快晴の下撮影を満喫出来たのは運がよかったです。体力的にはきつかったものの、充実した思い出に残る楽しい新月期でした。
 
 撮影対象はこの4日間で実質3対象になります。ナローバンドを含んでいることもありますし、F値の暗い鏡筒であることからもじっくり露出時間をかけて撮影していると撮影対象はそんなに多くは撮れません。
 最初に撮影したトールの兜別名スティッチ星雲(笑)は追加で撮影しているのでまた画像処理して後日アップします。二番目はIC410です。ここは勾玉星雲と一緒に撮られることの多い天体ですが、長焦点ではこのなかのTadpole(おたまじゃくし)を捉える画像が良く見かけます。長焦点で一度狙ってみたかったものです。プチ遠征の3日目の夜の前半はこれを撮影しました。
 まずはこのTadpoleをクリアーに捉えるためHαで撮影しました。
37d4c114.jpg

Hαだと星雲の構造が非常にクリアーに描写できます。
これを生かしつつ、また輝星の色、ディテールの表現をしっかりだしたナチュラルカラーにするのは難しいです。
f7f4cf51.jpg



Tadpoleのアップ
6697661c.jpg


まだまだ恒星のディテールが不満ですが自分の画像処理能力ではなかなか思ったようになりません。
d2348bea.jpg


画像処理し直したものです。

機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーにて1825mm、F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド (オフアキ)
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター フイルター baader planetarium 
               Hα 7nm、 15min 12枚 3時間露出
            Astrodon tru-balanceフイルター  L15分4枚
            RGB各10分(2×2ビニング)3
            総露出5時間30分
良く撮れているので、もう少し詰めて良い画像にしたいです。




 昨夜は栃木市に遠征して一昨日街中で撮ったNGC2359 トールの兜のカラー化のため、ナローバンドOⅢ、SⅡを撮影してきました。
 対象が南方向で高度も低めなので、露出時間を目標よりとれなかったので本日再度遠征するつもりですが現時点の画像処理の結果をアップします。
 昨夜は予報に反し快晴でほぼ無風と条件に恵まれて良かったですが、観測地には自分一人だけで寂しい一晩でした。

 NGC2359  トールの兜星雲 SAO合成
b7b97f9d.jpg

10日にHαを6枚、OⅢを4枚SⅡを4枚追加撮影して画像処理し直しています。   
若干トリミングしています。
機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒Mewlon-250CRS  レデューサーにて1825mm、F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド (オフアキ)
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター baader planetarium 
               Hα 7nm、 15min 18枚 270分
                                 O3 8.5nm 15min 12枚 180分
                                  S2 8nm  15min  12枚 180分
                       計10時間30分露出

OⅢとHαがメインの領域でSⅡはあまり映ってきません。
余談ですが青メインでこの形は自分にはリロ&スティッチのスティッチに見えてくるのです。(笑)

新月期で天候もややいいのですが夜勤で遠征に行くことが出来ないので街中撮影をしました。天候が少しでも良いと撮影したくなってしまいます。
対象の一つ目はおおいぬ座NGC2359 俗称トールの兜星雲です。
以前から撮ってみたかった対象です。長焦点で撮影しようと思っていました。

おおいぬ座 NGC2359 トールの兜

bf6687c0.jpg



機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーにて1825mm、F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド (オフアキ)
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター フイルター baader planetarium 
               Hα 7nm、 15min 12枚 3時間露出
若干トリミングしています。
なかなか映りの良い星雲です。
遠征地でRGB撮影するかナローでSAO合成してカラー化してみたいですね。

 2016年3月号の星ナビギャラリーにオリオン大星雲と周辺の分子雲が入選しました。
1月号に続いて3月号で2回目の入選はとても嬉しいです。ただ自分的には他に自信作があって、星ナビと天ガに送っていたものが全て撃沈していますし、今回の入選もコメントが微妙に批判的な感じで、気分的には素直に喜んでいいのか難しいです。
 しかし入選したことは嬉しいのは間違いないです。今晩は祝杯です。
今後も楽しみながら頑張っていい作品を出していこうと思います。


e45cb8ce.jpg


いつも応援して頂いているブログ友の方々有難うございます。これからもご指導宜しくお願いします。



 昨夜はブログ友のひろたろうさん、CSTのH氏とご一緒の栃木市遠征をしました。
現地では板橋から来られた方と自分を含め計4人でした。ひろたろうさん、トラブルでお忙しいところコーヒーをご馳走様でした。とても美味しかったです。また、あまりお役に立てずすみませんでした。
 天候は終始快晴に恵まれました。風が当初やや吹いていたものの、すぐにやみ好条件での撮影でした。
 今回はの目的は主にレデューサーCR0.73×を試すことです。焦点距離は1825mm、F7.3となります。目的は明るく写すことで露出時間の短縮を図り、ガイドの難易度を下げることです。またシーイングの状況不良にもある程度許容出来る可能性もあるかと思いました。実際にガイドグラフはかなり穏やかになりました。
 撮影対象はきりん座の系外銀河NGC2403です。F値が明るくなったので、ノイズ感は前回のM81に比較してかなり改善しました。結果が良好だったので、当面このシステムで撮影していくことにしていました。

きりん座 NGC2403

a5b66fc8.jpg




機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒Mewlon-250CRS レデューサーにて1825mm、F7.3
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド (オフアキ)
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター Astrodon tru-balanceフイルター  L15分12枚
            RGB各10分(2×2ビニング)3枚  
      baader planetarium Hα 7nm、 15min 4枚 
                    計5時間30分露出
時間がなくHαは15分で4枚の1時間露出でしたが、あまりHⅡ領域の増強効果は得られませんでした。Hαはもっと露出しないとだめですね。

2.3 下半分の赤かぶり修正しました。

↑このページのトップヘ