天体写真Diary

天体写真の趣味に没頭している毎日です。

2015年12月

 先日21日にHαで撮影したモンキー星雲ですが、月の位置が変わってやや遠ざかってくれたので昨夜はこの星雲のOⅢ、SⅡを撮影してSAOカラー合成してみました。6連続夜勤の最終日で今年の撮り納めになります。4夜連続撮影は初めてで、よくも撮影したと思います。
天候はやや雲が出そうな予報でしたが明け方までなんとかもってくれました。

 NGC2174 モンキー星雲 SAO合成
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機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター フイルター baader planetarium 
               Hα 7nm、 15min 24枚 360分(21日撮影)
                                 O3 8.5nm 15min 17枚 255分
                                  S2 8nm  15min  14枚 210分
                       計13時間45分時間露出
トリミングしています。年賀はがき用に間に合いました。

 今年は特に夏頃からは日々天体写真の撮影に明け暮れた一年でした。星友と出会える事もでき、ブログ友もできて、合同遠征も行くことができたりと実り多い一年でした。そして天ガ、星ナビ両雑誌にも入選でき最高の一年だったと思います。
来年も頑張って天体写真の趣味に邁進したいと思います。

 25日夜より3日間かけてSh2-308 Star Bubble星雲を撮影してみました。
先日の記事にも書きましたがこの星雲はほどんどがOⅢの領域です。非常に淡い上に南の比較的低空に位置することから街中撮影は非常に困難だと思います。ナローバンドとはいえOⅢは光害や月明かりの影響を受けやすく、満月に近い時期で特に明るい南の低空ときては満足に映りません。時間をかけましたがなかなか形になりませんでした。

Sh2-308 Star Bubble星雲 ナローバンドSAO合成 トリミングしています。
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機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター フイルター baader planetarium Hα 7nm、15min 7枚105分
                                      O3 8.5nm 15min 24枚 360分
                                      S2 8nm  15min 8枚 120分
                 計9時間45分露出

映りが悪くOⅢもかぶりがひどいので各フイルターごとフラットエイドでかぶりをとってからSAO合成して、その上にOⅢをLとしてLRGBつまりOⅢSAO合成しています。新月期に光害のない所で撮ってみたい対象です。

 6連荘の夜勤も今日を入れてあと2日間です。本日もナローバンド撮影の予定でしたが現在こちらは曇っています。
 25日夜Hαで捉えたNGC281パックマン星雲ですが、昨日はSh2-308が上がってくる前に月の影響の少なめなパックマン星雲のOⅢ、SⅡを撮影してSAOカラー合成してみました。比較的明るめの天体でOⅢが良く映ってくれました。ただ500mm焦点距離のフルサイズでは小さい対象です。

NGC281パックマン星雲 SAO合成
74b2d548.jpg



機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター フイルター baader planetarium Hα 7nm、 15min 12枚
                                      O3 8.5nm 15min 6枚
                                      S2 8nm  15min 6枚 計6時間露出
トリミングしています。ディテールの描出は今一つですがカラーの方が華やかですね。

 12月25日、26日と二日間で撮影したSh2-308 Star Bubble星雲です。
月明かりが明るいのと、高度が低く光害の影響が強くうまく描出出来ません。これはほとんどOⅢの領域のみで出来ている感じでHα、SⅡではあまり映ってこないです。Hαで映ってくれればもう少し光害や月明かりにも強いのですがOⅢは街中ではやはり厳しいです。このSh2-308星雲は超新星の爆発等ではなく大質量の星が放出した物質が広がってできたものものらしいです。
Sh2-308 Star Bubble OⅢでのモノクロ画像
428e025f.jpg





機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター baader planetarium  O3 8.5nm 15min 17枚
                           計4時間15分露出

トリミングしています。
高度が低く、露出時間を掛けにくい条件です。今夜更に追加撮影してSAOでカラー化する予定です。

 クリスマスですが仕事で6連荘夜勤です。例によって機材を仕事場に持ち込みナローバンド撮影をしました。
昨夜は予報が悪化して雲が多く、晴れ間の方向がカシオペア座方面だったのでNGC281パックマン星雲をナローバンドHαにて撮影してみました。

NGC281パックマン星雲 ナローバンドHα
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機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター baader planetarium Hα 7nm、 15min 12枚
                           計3時間露出
トリミングしています。
おなじみのパックマン星雲もナローで撮るとその星雲の構造がなかなか面白いです。


 妙義遠征の後は夜勤の仕事に入っていますが、昨夜は天候に恵まれましたので例によってナローバンドでの撮影をしました。
 対象はNGC2174モンキー星雲です。Hαのモノクロでまずは撮影しました。画角がイプの500mmでフルサイズでは小さい対象ですが来年の干支なので撮影しました。

NGC2174 モンキー星雲 Hαにて
064de701.jpg




機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター baader planetarium Hα 7nm、 15min 24枚
                           計約6時間露出
トリミングしています。


 昨夜は月没が0時過ぎでしたが、前日の遠征で天候の関係などで成果が出なかったので、連日ですがリベンジで妙義山に遠征してきました。月没の時間が遅いので自分以外に天文関係の方は少ないかと思いましたが、ここのところの天候不良続きからか、みなさんこの良い天候の夜を狙って自分以外にも4人いらっしゃって割と賑やかでした。朝まで快晴でじっくり撮影出来たのはうれしかったですが、気温-4から-6℃と寒かったので車のなかで毛布にくるまっていました。
対象はいっかくじゅう座のIC2177わし星雲です。前日も赤城高原で星友の方々とご一緒の遠征時に狙ったのですが、天候が雲ったことと自分の仕事の都合で現地到着が遅かったのでうまくいきませんでした。昨夜は19時半に到着してまずフラット撮影をして、少しのんびりしてからHαを撮影して月がしずんでからRGBそしてL画像の撮影を計画しました。この星雲明るめですがその構造はあまりブロードバンドでは出にくいですね。
 Hα単独のモノクロ画像
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Hαではここまで星雲のディテールがでてくれます。
ただこれをLRGBに自然に組み込み画像を完成するのが難しいです。
結局こんな感じになりました。
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星雲のディテールをなるべく詳細にだしつつ、全体のイメージを損なわないようにしています。結果的に左下の周囲の淡いところの描出はほとんどしませんでした。
カラーがややピンクで不自然ですが最初よりは改善して、色ずれとカラーノイズは減少しました。画像処理何回もやり直しているのですが下手くそなのでなかなかうまくいきませんでした。

HαとLを比較明でブレンドしてあっさりめに仕上げました。
空の状況は悪くないと思ったのですが全体的に今回の画像は映りが悪くHαの助けなくしては絵になりませんでした。

機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター Astrodon tru-balanceフイルター  L10分13枚  
      RGB各5分(2×2ビニング)6枚 LRGB計3時間40分露光
      baader planetarium Hα 7nm、 15min 9枚 2時間15分
                          総露光時間5時間55分


 昨夜は天候の良さそうな群馬は妙義山に遠征して馬頭星雲周辺を撮影してきました。
目的は馬頭星雲の周囲の分子雲の描出、特に馬頭の上の方のカラフルな領域の描出です。そのため南の空の暗い処で出来るだけ長時間の露光が出来ればと思いました。
お月様が沈んでから長時間露光可能だと考えましたが、またしても家庭の事情で早帰りなのと、雲が湧いてくるようになったりで1時間以上はロスタイムしました。それでも露出5時間できたのは幸いでした。

IC434馬頭星雲とその周辺の分子雲
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機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  LRGB-30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター Astrodon tru-balanceフイルター  L10分21枚  
      RGB各5分(2×2ビニング)6枚 LRGB計5時間露光
例によって画像処理の時間がなくとりあえずのアップです。もっともっと上の方のもくもくを絞り出したいところです。
順次直していきます。

e74be680.jpg



華やかにはなりましたが詰めが甘いです。

 12月3日の夜に街中でナローバンドHαにてM42オリオン大星雲と周辺の分子雲をモノクロで撮影しましたが、7日の夜に同じく街中でOⅢ、SⅡを撮影しSAOカラー合成してみました。画像処理に難航してなかなか形にならず苦労しました。

M42オリオン大星雲と周辺の分子雲SAO合成
f8c3a091.jpg


機材その他データ
赤道儀 Vixen AXD 鏡筒タカハシ ε-180ED
ガイド ガイド鏡F4 240mm 
    starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却 Maxim DLで撮影 
フイルター baader planetarium Hα 7nm、 15min 16枚
                                      O3 8.5nm 15min 12枚
                                      S2 8nm  15min 12枚 計10時間露出


 昨晩は栃木の学校平に遠征してきました。一昨晩は天候は良かったのですがあいにく夜勤でしたので街中撮影しましたが、そちらは画像処理がまだ形になっていません。
 昨夜は学校平に常連の眼視の栃木のKさんがいらっしゃるかなと期待して行きましたが、やはりいらっしゃいました。いつものように眼視で色々な天体を見せていただいたり、天文談義をしたりと大変楽しい一晩でした。Kさんいつも有難うございます。
また一年ぶりにお会いしたAさんとも久しぶりにお話ししたりも出来、交流のある充実した遠征でした。
 昨夜の対象は当初馬頭星雲を狙いましたが、しばらく撮影してから近くの輝星のアーチファクトと思われる光の筋が認められて、構図変更しても消えず昨夜は馬頭星雲は断念しました。そこで対象をばら星雲としました。馬頭もばらもナローで撮影していましたがブロードバンドでも是非撮ってみたい対象です。途中の対象変更や冷却CCDの電源ケーブルの抜けなどのトラブルと家庭の事情で帰宅時間が早いせいもあり、露出時間は3時間半にとどまりました。
NGC2237 ばら星雲
388931d1.jpg

トリミングしています。                    



機材その他データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  LRGB-30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター Astrodon tru-balanceフイルター  L10分12枚  
      RGB各5分(2×2ビニング)6枚 LRGB計3時間30分露光



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