天体写真Diary

天体写真の趣味に没頭している毎日です。

2015年11月

 27日夜のHαでのモノクロ撮影に引き続いて昨夜はばら星雲のOⅢ、SⅡを撮影してSAO合成でカラー化してみました。街中でしかも月の光が強い中、OⅢは厳しいかと思いましたがばら星雲は明るい対象なので良く写ってくれました。
 ただ途中寝過ごしたり曇られたりなどアクシデントがあり若干予定の露出時間に足りなかったのと、一部のOⅢにmeade16inchさんの指摘されてた副鏡の陰の写り込みがあったりで危ぶまれましたが何とか形になりました。

一角獣座 NGC2237 ばら星雲 ナローバンドSAO合成
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より自然に抑え目な強調バージョンです。
前のも個人的には好きですがちょっと不自然過ぎですね。星の色も出来るだけナチュラルになるようSAO合成の時点からやり直してみました。            
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機材その他データ
赤道儀 Vixen AXD 鏡筒タカハシ ε-180ED
ガイド ガイド鏡F4 240mm 
    starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却 Maxim DLで撮影 
フイルター baader planetarium Hα 7nm、 15min 21枚(27日撮影)
                                      O3 8.5nm 15min 9枚
                                       S2 8nm  15min 10  計10時間露出
 
 ばら星雲のディテールを鮮明に描出してかつ色鮮やかに表現できるようにしてみました。 トリミングをしています。
 画像処理まだ迷っています。随時変更するかと思います。自分の中ではナローSAO合成では一番のお気に入りになりました。
 

 11月も終わりに近づき冷え込んできました。天候不良の秋でしたが昨日はようやく秋らしい良く晴れた一日でした。
 ここのところ6連続仕事で夜勤ですが、天候が良いので機材を持ち込んで街中でのナローバンド撮影をしました。対象はNGC2237ばら星雲です。お月様も満月に近く、空も明るいのでHαのみでかつ明るい対象を選んでみました。
 今回から遮光環付自作フード3代目を使用しました。1代目、2代目と失敗して作り直すこと3回目でようやく使用可能のものが出来ました。
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我ながら工作技術の低さにあきれてしまいます。これでも自分なりにはましになったのでアップしておきます。

NGC2237 ばら星雲

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 相当のトリミングをしています。時間のあるかぎり露光してディテールを出来るだけ鮮明に出るようにしてみました。
かなり淡い領域がばら星雲の背後にうすく広く存在していますが、そこを強調するとノイズがひどくなって出来ませんでした。そこでばら星雲付近をトリミングして仕上げてみました。

機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  -30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター baader planetarium Hα 7nm、 15min 21枚
                           計5時間15分露出
 


 先日妙義山遠征で撮影したオリオン大星雲を再度画像処理しました。

 ステライメージでダーク・フラット補正をした後にフォトショップで一枚一枚人工衛星の除去を行い、30secのL画像と10minのL画像をそれぞれコンポジットしてRGBとLRGB合成を作成しました。フォトショップにて10minのLRGBのレイヤーの上に30secのLRGBをおき位置あわせをしてRGBチャンネルでマスクしてから不透明度を調整し合成しました。前回より中心部の白とびは減少しました。ここで問題が残りました。L画像のみ多重露光では中心部が白黒の画像になってしまいます。RGBも多重露光しないと中心部の色が乗ってきません。今回は多重露光のメリットを十分生かしきれませんでした。次回の課題です。あとは全体をより自然な感じでかつオリオン周辺の分子雲がより描出出来るようにしましたが、まだまだ画像処理はうまくいきません。

M42オリオン大星雲周辺


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再処理してみました。分子雲の赤をやや抑えつつ強調したものでです。

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周辺の分子雲を強調するとノイズが増え、中心のオリオン大星雲が不自然になす。試行錯誤しています。




 天文ネタではないですが、18日水曜日に突然PCがトラブリました。
OSをインストールしているSSDドライブが突然逝ってしまいました。PLEXTORの260M3Pで速くて気に入っていましたがやはりSSDは書き換え回数で寿命がくるのですね。
 そこで手近にあったHDDにOSをインストールし直しましたが、なにをするのも遅くなってしまい、別にSSDを購入してOSを入れ直すことにしたのですが、この機会にPCのパワーアップも図かってしまおうとCPUをバージョンアップすることにしました。
 CPUは最新のインテルのコードネームSkylakeのCorei-7 6700Kです。メモリもDDR4になって速くなっているのではと期待しました。マザーはASUSでZ-170DELUXE、メモリはCORSAIRの2枚組で32Gにしました。CPUクーラーはCOSAIRの簡易水冷で夏場にも安心して画像処理が出来るようにしました。現在アイドルで14℃から18℃で画像処理で負荷掛けても40℃越えを一時的にする程度です。
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 グラボは以前からのお下がりのGTX-680
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外観
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 ケースや電源、HDDなどそのまま使えるのが自作PCのメリットです。

OSは今回からWin7を卒業してWindows8.1です。
昨夜組んでみました。CPUクーラーH80iGTの取り付けがLGA1511に完全には対応してなくて苦労しましたが、深夜には完成してメモリーテストも無事クリアーしました。それからOSをインストール等々でやっと先程に以前どおりに使用出来る状態になりました。
 ステライメージでコンポジット中はCPUクロックはターボブーストが掛かって軽く4GHzを超えてくるのは快感です。メモリーも3600万画素のD800Eの撮影ファイル20枚読み込んでも使用率45%以下で、16Gから32Gへ容量アップして余裕が出てきました。
ただステラのコンポジットの処理速度は以前のivy-bridge Corei-7 3770Kで組んでた時と左程変わっていないのは少しがっかりしました。OSに問題が有りそうなので少しいじくって設定を変えてみたいです。

 天候の良くない状況が続いていますが、昨日もしかしたら晴れそうかもと群馬は妙義山に遠征してきました。妙義山は初めてです、以前赤城新坂平でご一緒した方からの紹介で今回行ってきました。南の方角の空はとても暗くて良い印象でした。
 今回は天候の関係から比較的短時間でも取れるM42オリオン星雲にしました。天候は当初雲が多く駄目かなと思っていましたが、23時過ぎには晴れて薄明まで快晴でした。

M42オリオン星雲


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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  LRGB-20℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター Astrodon tru-balanceフイルター  L10分14枚  10秒12枚 
                       30秒24枚 多重露光
      RGB各5分(2×2ビニング)6枚 LRGB計4時間弱露光
かなりトリミングしています。PCが故障し入れ替えの関係で画像処理がまだ途中です。人工衛星やフラットが合わない等々で難航しています。
 

 日曜日の夜天候の回復の予報にブログ友のひろたろうさんとご一緒に赤城に遠征しました。二人とも翌日仕事がある中での遠征です。
 当初新坂平に機材を展開したのですがあまりの強風に、やや風の弱いという小沼の駐車場に移動しました。天候は風の強い上に、雲がたびたび掛かる良くない状況下でした。ただブログ友のひろたろうさんとご一緒ですので、一人の時と違って気分も楽しく充実した一晩でした。コーヒーと定番のラーメンご馳走様でした。とてもおいしかったです。夜の山で星を眺めながら天体談義し、コーヒーを飲めるのは気分は最高ですね。ひろたろうさん有難うございました。遠征お疲れ様でした。

 対象はSh2-240 レムナントつまり超新星の爆発した残骸です。これはおうし座からぎょしゃ座にかかる視直径約3ないし4度の大きな天体です。シャープレスナンバーSh2-240、Simeis147という番号もついています。およそ3000光年かなたで、10万年前に爆発したものです。
とても淡いので難物ですのでこんな悪天候ではどうかなと考えましたがHαでなんとか写ってくれたので頑張ってみました。
 HαをLとして、またRにHαをブレンドしてRGBナチュラルカラー化しています。

Sh2-240
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  LRGB-30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター baader planetarium Hα 7nm、 10min 20枚
      Astrodon tru-balanceフイルター  
      RGB各5分(2×2ビニング)6枚 計4時間50分露出

とにかく淡いです。もっと露出を伸ばして撮影してみたい対象です。

Hαでのモノクロ画像はこんな感じです。
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再度画像処理してみました。淡すぎてノイズがでてしまいます。
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 相変わらずあまり天候が良くないですが、若干良い予報で昨夜は八方が原大間々台に遠征してきました。ここは今月一杯で冬季閉鎖になるようです。
 昨夜は栃木のKさん、よっし~さんとご一緒になりお二方に眼視で様々な天体を見せて頂きました。大変貴重な楽しいひと時でした。栃木のKさん、よっし~さん有難うございました。
 また丁度おうし座流星群のピークに近い時期でもあり沢山の流星を見ることができました。
 さて天候は当初到着時には快晴で幸運に感謝しましたが、アライメントや調整、撮影対象の選択等で手間取って22時に撮影開始になってしまったのですが、撮影開始後すぐ1時間で曇られてしまい、その後午前1時半過ぎまで曇っていました。撮影再開し薄明までねばったものの、結局露出時間は3時間半にとどまってしまいました。
 IC2118 魔女の横顔星雲
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  LRGB-30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター Astrodon tru-balanceフイルター  L10分12枚  
      RGB各5分(2×2ビニング)6枚 LRGB計3時間30分露出


新月期ですがなかなかすっきり晴れてくれません。昨夜群馬方面が天候が良いとの予報で、以前ブログ友のひろたろうさんとご一緒した赤城山新坂平に遠征してきました。圏央道の開通で関越方面のアクセスが良くなったのがうれしいです。
 昨夜は夜半過ぎに晴れる予報でしたが、到着の20時半過ぎには晴れていて予想以上に良い天候で良かったです。ただ風が強かったのと、途中曇られてしまったので露出時間が思ったより撮れなかったのが残念でした。
 昨夜はスケアリング調整にじっくり時間を掛け、四隅の星像の改善化を図ったり、また前日に調整した光軸調整の結果の確認等もすることが出来ました。その分撮影自体の露出は今回はやや短めの3時間半となっています。
 対象は空の状況の良い北東方面の勾玉星雲にしました。淡い天体で短めな露出でどこまで淡いところが出せるかと考えたのですが結果はまあまあでした。

IC405 勾玉星雲とその周囲のIC410、IC417にかけて
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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  LRGB-30℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター Astrodon tru-balanceフイルター  L10分12枚  
      RGB各5分(2×2ビニング)6枚 LRGB計3時間30分露出

より自然な感じにまとめなおしてみました。
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 あいにく新月期の週末にかけて天候が下り坂で残念です。来週の週末には回復し、またブログ友の方々と合同遠征に行けることを期待しています。
 さて4日はまだお月様が午前0時頃には上ってくる時期ですが、あまりに天候が良いので南会津に遠征してきました。水曜日は仕事が早く終わるので、遠くに遠征出来るチャンスなのです。12月には雪も降ってスキー場が営業すればもう行けなくなるので、3日夜の街中撮影と連日になるのですが、頑張って行ってきました。
 現地には19時前には到着し、機材の展開・極軸調整・ドリフトアライン・赤道儀のアライメントにガイドのキャリブレーション・ピント合わせと順調に進みました・
 対象は今宵は月の出る時間も考えるとカシオペア付近が最も撮影時間を取れそうですが、月が出てきても満月ではないので、方向によっては撮影も可能とペルセウス座のNGC1333からIC348星雲にかけて撮ることにしました。IC348とNGC1333は別々に撮影済みですが両者を一写野に収めてみようと思いました。南会津は空も暗く良い画像が得られそうなので更なるクオリティの高い作品にもなるかもしれないと期待したのです。
 月の上がってきてからも思ったとおりさほどバックグラウンドのカウントも上がらず5時間半露出出来ました。

IC348からNGC1388にかけて


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機材データ
道儀Vixen AXD 鏡筒ε-180ED
ガイド starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  LRGB-20℃冷却  
    Maxim DLで撮影 
フイルター Astrodon tru-balanceフイルター  L10分24枚  
      RGB各5分(2×2ビニング)6枚 LRGB計5時間30分露出

淡い領域でかつ、さまざまな色の領域があって画像処理がうまくいきません。下手糞の処理ですみませんがアップしてみます。


 昨夜も仕事場に機材持ち込んでテストを兼ねてナローバンド撮影をしました。
天候はまずまずでしたが、時折雲がかかっていました。
 当初Hαでの撮影を考えていたのですが、ちょうど天頂付近に白鳥座があり、街中ではOⅢは厳しいですが網状星雲ならOⅢが良く映るので、懲りもせず街中でのSAO合成にチャレンジしてみました。
網状星雲SAO合成
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機材その他データ
赤道儀 Vixen AXD 鏡筒タカハシ ε-180ED
ガイド ガイド鏡F4 240mm 
    starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  -15℃冷却 Maxim DLで撮影 
フイルター baader planetarium Hα 7nm、 15min 12枚
                       (6月に花立自然公園にて撮影)
                                      O3 8.5nm 10min 14枚
                                       S2 8nm  10min 9 計6時間50分露出
 
 確かに網状星雲はかなりOⅢが良く映ります。街中でも十分S/Nのある画像が得られれました。そこでそのOⅢのブルーをいかした感じにしました。ナローのカラー合成は色々変化出来ますが逆にどう仕上げるかが難しいですね。今回も今一な感じです。

馬頭星雲付近Hαモノクロ撮影
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機材その他データ
赤道儀 Vixen AXD 鏡筒タカハシ ε-180ED
ガイド ガイド鏡F4 240mm 
    starlightXpress LodestarX2 Maxim DLでガイド
カメラ starlightXpress SX-36  -15℃冷却 Maxim DLで撮影 
フイルター baader planetarium Hα 7nm、 10min 26枚 4時間20分露出

馬頭星雲付近は何回とっても面白いです。

馬頭星雲と燃える木に的を絞ってみました。
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